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「東京の台所」文章メモ

https://digital.asahi.com/and/article/20220921/422524333/

  1. 3行禁止
    人は他人の長い文章を読もうとしない。無料ならなおさら。

  2. 書き出し命
    書きだしで読者を掴む。読むと決めた時点でわかることを書かない。(私は、という主語を省くとか、〜について、など)

  3. 常套句注意
    手垢にまみれた(👈)言い回しをやめる。

  4. 文末で最後の大勝負
    とても素晴らしい記事でした、様のまとめ(感想文)をやめる。

  5. 記号をやめる
    「!」「?」を文末に入れると安っぽくなる。

https://digital.asahi.com/and/article/20220928/422526600/

  1. 五感表現にこだわる
    ひとつでも色・音・香り・味・触感についての具体的な表現を入れる。

  2. 作品を全読する作家をもつ
    どれかを読めば、少し元気になれる。自己嫌悪のほころびを縫いなおせる。自分を取りもどせる聖地をつくる。

https://digital.asahi.com/and/article/20221005/422528216/

  1. 読まれないことを前提に
    読み捨てられるものだからこそ、そうされないよう。わかりやすく、簡潔に、オリジナルの表現を。

  2. 書き手の自分を意識する
    誰として書いているのか。例えば「うっかり屋の食いしん坊の私」の記事なら「おいしい」という表現が「どんぶりいっぱい食べたい」になる。

  3. 小さな引っかかりを大事に
    あたりまえの中に転がっている違和感から物語がはじまる。ふつうのものはないし、どれひとつとして同じものはない。

  4. 取材がうまくいかないとき
    ひとつの軸を決めて他をバッサリ捨てる。するとひとつの軸に対していろいろな方向からボールを投げられる。どこかで話が滑らかになる。

  5. 取材の視点
    筆者はあらゆる人が必ず持っている「喪失」の体験と、その「折り合い」について。そして「台所」から時代を描きだすと言う視点を持っている。

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