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好きなことに夢中になっているときの子どもの姿をみてほしい 015

こんにちは。「このはな療育室」のさつきです。

「このはな療育室」の療育時間の中には、
じゆうあそびの時間が設けられています。

まずは、好きな遊びを見つける
    ↓
一人でじっくりとモノと関われる
    ↓
だれにも邪魔されない環境を整備して、一人遊びを保証する
    ↓
大人に手伝ってもらいたいときの援助要求の方法を伝える
    ↓
要求を伝えたら叶う、という成功体験を、好きな活動の中で積んでいく
    ↓
じゆうあそびの時間で、コミュニケーションの土台を育む

このような段階を踏みながら、
お友達と玩具を共有する
お友達を意識した遊びを展開していく
といった、
他者を交えた遊びに展開していくお子さんがいる一方で、
ひたすら、一人ですごすことを好むお子さんも多いのが実情です。

このはな療育室で圧倒的に人気な遊びは、
牛乳パックやお菓子の空き箱、トイレットペーパーやラップの芯を
つかった、じゆうせいさく と名付けた遊びです。

お子さんたちは、はさみやセロテープの使い方を
覚えながら、少しずつ、自分のイメージを形にできるように
なっていきます。
夢中になって、空き箱をセロテープでつなげて
シールをはったり、マジックで色をつけている彼らの顔は
真剣そのもので、活動に没頭している間は
姿勢も崩れたりしません。

夢中になっているときのお子さんの姿。
このキラキラした姿を、保護者の皆さんと共有したいのです。

毎日の生活の中で、ままならないことがあったり、
思うようにいかないことが学校生活であったとしても、
好きなことに夢中になる時間、があれば
お子さんの心持ちは、きっと変わると思うのです。

好きなことにむちゅうになっているときのお子さんの
キラキラした姿を、ぜひ、目に焼きつけていただき
その姿を日々の生活の中で大切にしてほしい、と思っています。

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