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療育がめざす、最大の目標 002

こんにちは。
「このはな療育室」の、さつきです。

いきなり、壮大なタイトルですが、私が伝えたいと心から思うこと、
そして、これからのこのnoteが続く限り、ずっとかわらない
「このはな療育室」からのメッセージを、最初に伝えます。

療育って、なんのためにするのでしょう?

お子さんの苦手さを克服するため?
発達を改善するため?
集団活動に参加しやすく?適応させるため????

昨今、様々な民間療育事業所が地域に誕生し、
発達障害児へのサービスは充実し、選択肢も増えています。
保護者の方にしてみれば、
どの事業所を選べばよいのか、お悩みになるのも
むりはないなあ、と思います。

「このはな療育室」がめざす最大の療育の目標、
それは、

お子さんの「二次障害を防ぐこと」です。

二次障害とは、
不登校や、うつ症状など、
発達障害とは直接、関係のない症状です。
お子さんが就学してから、お子さんなりの無理のない
社会参加の仕方をするためには、
保護者の方が、
コミュニケーションが苦手なお子さんの気持ちを代弁して
判断できるようにすることが大切です。
そのために、
早期療育は、保護者と療育者が両輪となって

お子さんの「困り感」を共有し、
お子さんの「理解のしかた」を体得していく大切な時間


捉えています。

社会参加 (小学校入学するのは、最初の社会参加ですね) をする時、
発達障害をもつお子さんは、とても「疲れやすい」のです。
みんなとかわらない時間割、作業、行事、授業の準備、教室の移動、、、
それらをこなすだけで、とても疲れてしまうのです。

そんな、すこし先の見通しをもちながら、
保護者と療育者が両輪となって、
お子さんの特性(苦手なことも、得意なことも)を
正しく理解していけるように、
「このはな療育室」は、有りたい、と思っています。

次回は、もう少し、
「二次障害」について、描いていきますね。


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