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初めての選挙

うれしいことがありました。昨日(08月22日)、長女と一緒に選挙に行って来ました。長女にとっては、これが初めての選挙です。

2021年08月22日、横浜市長選挙が行われました。長女にとってはこれが初めての選挙です。ところが、大学のオープンキャンパスとぶつかってしまいました。長女は、そこでスタッフをすることになっていました。また、帰りが間に合わないかもしれないということで、駅まで迎えに行きました。そのとき一緒に投票所に寄ってきました。長女は、選挙権の通知が届いた日から初めての選挙を楽しみにしていました。

不在者投票

それに比べて若いころの私は選挙に消極的でした。調べると、私の初めての選挙は1986年の「衆議院議員総選挙」と「参議院議員通常選挙」が同日に行われた選挙でした。そのころの私は、ボランティア活動に夢中で、休みはすべてボランティア活動に充てていました。選挙の日もボランティアが入っていました。そこで私は「不在者投票」に行きました。当時はまだ、「期日前投票」がなく、すべて「不在者投票」でした。この「不在者投票」は、今の「期日前投票」のようなウエルカムな雰囲気は一切なく、反対に罪悪感を感じさせるような雰囲気でした。

私は、不在者投票をするために、地元の役所に行きました。そのときの係の人は、上からの物言いで質問をあびせてきました。「どうして選挙に行かれないのか」「どうにかして時間を作れないのか」「どうしてもボランティアには行かなくてはいけないのか」そんなことを言ってきました。最後は、係の人がしぶしぶ受け付けてくれたことを覚えています。また、そのことがあり、その後もしばらくは選挙に行かなくなってしまいました。

期日前投票

期日前投票制度ができたのは2003年です。それから投票に行くのが楽になりました。そのころは、仕事で泊まり勤務があり、さらに日曜日は日勤からの泊りでした。選挙は早朝からできます。しかし、仕事前に投票に行くのも億劫です。期日前投票ができて気軽に投票ができるようになりました。最近は、ショッピングモール等にも期日前投票をできる場所があるのでなおさら便利です。

初めての選挙

投票場に着くと、長女はカバンから選挙権の通知を取り出しました。その通知は、お気に入りのアイドルのチケットホルダに入っていました。だいじにしまっていました。それにひきかえ、私はズボンのポケットに折りたたんで通知をいれていました。

来月で20歳になる初々しい大人と、くたびれ始めた大人の差が出てしまいました。

連続投稿1000日まで、あと34日

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