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ブロガー(編集者)の視点を、企業(事業)に活かすという戦略。

現代ビジネスのこちらの記事を読みました。

質の高い作業着を作り続けてきたワークマンが展開し始めた『ワークマンプラス(一般向けのカジュアルウェアの販売店舗)』が好調だという記事です。

好調の理由は、元々ワークマンの作業着をアウトドアやスポーツ用に使用していたブロガーたちに意見を求め、フィードバックを受けながらデザイン性や機能性をも徹底的に追求したことなのだとか。


一見すると「インフルエンサーマーケティング」のような話ですが、本質的なポイントは、その【影響力】だけでなく【考察力】を存分に活かそうとした点にあるように感じています。

僕自身もブロガーの端くれとして活動しているので恐縮ですが、WEB発信を生業にしている人たちの「着眼点」「切り取り方」「捉え方」「発想」などの総合的な編集能力は非常に高いものがあります。

それに加え、その商品・事業・企業に対しての溢れんばかりの愛を持っている人であれば、なおさら良いパフォーマンスを発揮することは疑いの余地がないでしょう。


これまで、ブロガーや編集者と呼ばれる人が企業もしくはプロジェクトチームと協働で仕事をする場合、オウンドメディアを作るなどの「発信」にまつわる案件であることがほとんどだったと思います。

もちろん彼ら(いや、僕らと言った方がいいのか)にとっての発信力は、ひとつの武器です。最もわかりやすくタッグを組んでもらいやすい部分。

ですが、その発信力を支えている裏側の能力 -考察力や編集力と呼んでいるもの- を活かすことも、非常に良い戦略になり得るなと。


現在、大小いくつかの事業に関わって活動をしている僕ですが、自分自身の実体験としても、日常的に発信をしている広義な意味での編集者の力は有効に使うべきだなと感じます。

そして、WEB発信をしている知人たちの働き方を見ていても、ブロガー(編集者)の目線を企業(事業)に活かすという戦略は、今の時代に適しているのは間違いないんだろうなと。


この記事を読んでくださった方の中で、ちょっとでも「うちの企業(事業)に、適したブロガー(発信者・編集者)はいるだろうか」と感じた方は、コメントやDMで連絡をください。僕の知っている範囲内にはなりますが、アドバイスや紹介をできればなと思います。


この記事を読んだ人へのオススメ本

編集をすることの奥深さに興味が出てきた人には、藤本智士さんの「魔法をかける編集」をぜひ!僕の中では殿堂入りレベルの神書籍です。


では、またあした〜!

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