我が子の不登校 振り返ります⑥

ryokkoです。
2人の息子の母さんです。
中1で不登校になった息子のこと、母としてどんな風に接して来たのか、振り返っています。
今から6年前のこと。
ワタシの子育て、どこで間違えたんだろう…
当時は、そればかり考えてました。

どんな風に、息子に接したら良かったのか、今でも正解は分からないです。
でも、今振り返ると、まぁ間違いだらけだったことは、間違いありません。トホホ…

今でこそ、息子とは色々なことを良く話していますが、その当時は、こんな日が来るなんて、想像していませんでした。

ツッコミどころ満載かもしれませんが、
少しでも誰かの参考になったら、嬉しいです。


新人戦とその後

9月末、新人戦当日。
2年生中心のチーム、数人の1年生の中に、息子もいます。
夏休みの練習も、2年生に混ざって頑張っていたので、他のママにも誘われて、会場まで応援しに行きました。
緊張していた息子、とりあえず残念ながら出番は無く、チームは惜敗。
その日帰って来た息子にも、負けちゃって残念だったね〜、と。

また通常通り、部活の練習も始まる…

はずでした。

数日後の朝、頭痛を訴える息子。

学校休む…

あ、そう…
仕事もあるのにお昼ご飯どうしよ…

もう、この考え方が、ワタシもどうかしてたんじゃないかしら…と思います。

仕方ないので、学校に電話。
朝の忙しい時間なので、職員室も事務の先生が対応してくれました。

『体調不良で、お休みします』

とにかく、休んだ初日は大したことないだろうと、簡単にお昼だけ準備して、仕事へ。

明日は行けそう?

無言の息子…

翌朝、

『やっぱり学校休む』

え、熱も無いのに?
なんでよ?

仕事にも遅刻しそうなので、ちょっとイライラしながら聞いてしまったんです。

自営業なので、仕事の融通がきくのですが、ワタシは仕事に遅れるのが後ろめたくて…

行きたくない理由を教えて?

と尋ねても、答えてくれない息子。


こんな時、どうします?


今思い出しても、本当にひどい母さんだな、と思うんですけど…

遅刻しても良いから行きなさい!

と言ってしまったんです。

昭和の中学生だったワタシ。
部活は運動部、夏の練習では水は飲ませてもらえず、顧問の気分による怒号、叱責、ビンタ。
それだけではなく、女子特有の陰湿なイジメや無視など…
ワタシは、中学生の部活、中学時代は辛かった思い出の方が多いんです。

でも親に学校に行きたくない、となぜか言えなかった…

だから、息子が学校に行かない選択肢は無かったのかしら。

などと、その時は思い出すはずもなく、

タラタラ着替え終わった息子を、引っ張って玄関まで連れて行って…


もうね、ここまでくると虐待では?
と、思いますよね。

ワタシには、その認識が全くありませんでした。

学校に行きたくない

それを、親に伝えることは、ものすごく勇気がいることです…よね?

それ、ワタシ忘れてました…


でも、息子の行きたくない、は本気でした。

で、結局お休み…


そんな日が、何日も続き、学校に朝電話するのも、苦痛になってきました。
担任の先生からも、夕方電話がかかってきて、息子の様子を聞かれて…

そんなことが続き、
結局、1週間お休み。

もう、仕方ない、根負けです。
とりあえず、行きたくない理由は?

部活が嫌だ、というようなことを、ポツリポツリと、話し始めてくれました。

ここで、どうします?

どうしたと思います?


ワタシ、やってしまったんです。


お母さんもさ、部活辛かったよ。
でもさ、今頑張っておかないと、将来困るよ?
部活変えても、辞めてもいいから、学校には行きなさいよ…


おーい!

この時に戻って、このワタシの口に、ガムテープを貼りたいです…


もう、一番あかん対応ですよね。
最悪なやつ。

この先、どんどん拗れていきます…

振り返りは、自戒を込めて。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

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