我が子の不登校 振り返ります②

ryokkoです。
2人の息子の母さんです。
下の子が、中学1年生の秋から、完全不登校になりました。
今から6年前の話です。

入部届


2人兄弟。年の差2歳。
次男の中学入学は、中3になる長男と学校生活も重なり、
これから行事も2人分一緒に見れるな、なんて少しわくわくしたりして。

ま、そんな願望はほぼ叶わずでしたが・・・

4月に入学してから、新しい学校生活が始まり、ほどなくして部活の見学も始まります。

仮入部。
どんな活動をするんだろう。
きっとどの子も不安と期待を抱えながら、見学したに違いありません。
兄と同じ部活には、見学にも行かなかったらしく、なんだぁ寂しいな、と
母さんは少しがっかりしたものです。

新人ではないけど、息子の担任も部活の顧問を持っていました。
小学生の時の息子は、短距離を走るのが得意で、運動もそれなりに得意
だったので、担任が顧問の部活に入ったら良いな、と思っていました。
この部(担任が顧問の部活)にしたら?
と実際に、息子には伝えていました。
お友達もいるし、兄と仲良しの先輩たちもいるし、良いんじゃない?
なんて、無責任で勝手な妄想で。

でも
仮入部を体験した日、
「あの部が楽しかった」
と帰って来た息子。

なぜ・・・
なんだか、納得出来ず・・・
あ、母さんが、ですよ。
部活をやるわけでもない、母さんが違う部活を選んだ息子に、
なんだかもやもやを抱いてしまったのです。

担任の先生にも、一緒にこの部でやろうって誘われてるんでしょ?
あ、そうなんだ・・・ふぅ〜ん・・・

この時・・・
好きに決めさせてあげなかったこと、
なんで出来なかったんだろう。
今思うと、ですけどね。

そして、入部届締め切りの日。

「やっぱりこの部(担任が顧問の部活)にした」

え?本当!頑張ってね。
楽しみだな。
やっぱり、この部が似合うよ。

なんて母さん喜んで。

選ぶ部活が違っていたら・・・
あの時、余計な一言を言わなかったら・・・

私はこの後、ずっと後悔することになります。
今も何が正解だったのか、わかりません。

当時のワタシは子どものことは、ワタシがしっかり管理しないと。
親の方が、少し物事を知っているんだから、間違った方向に行かないように、方向を示してあげないと。
息子たちのために。

中学生になると思春期に入ってきて、今までおしゃべりだった息子が、
無口になったり、軽い反抗が始まったり。
真面目に管理しようとすればするほど、反抗するので、
ますます厳しく管理しようとしていました。

でも、息子たちとワタシは違います。
当たり前だけど、そんな風に考えるようになれたのは、
つい最近のことです。

自分(母さん)が思い描いた通りの人生を歩ませる
それは、その子の人生を奪っているのと同じじゃないかしら・・・

今、お子さんの不登校に悩んでいるお母さん、お父さん。
毎日、本当にお疲れさまです。
お子さん自身が辛い思いをされているのは、もちろんですが、
支えるお母さん、お父さんも辛いですよね。

あなたのお子さんの進む道は、直線でも曲がりくねっていても
遠回りしても、みんなと同じ道じゃなくても、間違っていないと思います。
そんな風に少しでも考えられるようになったら良いな、と思います。

うちの息子は、不登校で学校に行かないのはもちろん、
家から出ることも出来なくなり、
人と会うこともしなくなり、
ひたすらゲーム三昧、暴言、昼夜逆転。
どんな様子だったのか、その時家族はどうしていたのか・・・
詳しくは、また今度。

我が家の経験が、少しでも誰かの助けになりますように。
読んでいただき、ありがとうございました。


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