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妻のことを夫がどう呼ぶかは妻次第。

誰かの夫、妻を呼ぶときに、どう呼んだらよいか、という話題がときどき出る。

旦那さん、とか、奥さん、とか。あんまり好ましくないらしい。

「旦那」というのは「面倒を見る人」「お金を出してくれる人」という言葉からきているので、今の時代にはそぐわないのでは、という話だ。
だから、みんないろんな言い方でパートナーのことを呼ぶ。
私も夫のことを「オットくん」と呼んでいるし、あとは「相方」とかも聞いたことがある。

とまあ、世の中の流れに乗って気をつけてみたけれど、パートナーの呼び方については正直どうでもいいな、というのが近ごろの心持ちだ。

昔、夫が私の仕事先の人に会ったときに
「いつも家内がお世話になっています」
と挨拶をしたことがあった。
家内! 家内って!wwwwww と爆笑した。爆笑した理由は、そんな単語を知っていたのだというほうだ。
父は母を「うちのワイフです」と紹介していた。
子どものころはワイフ(wife)が英語だとは知らず、私の知らない日本語なのか…と思っていた。父はどういうタイミングで母を「ワイフ」と紹介しようと思ったのだろう。当の母はというと「自分はどう見てもwifeという感じではないから嫌だ、恥ずかしい」と言っていた。母が嫌がるならその呼び方はやめてあげればいいのに、と思った。
(母の言う「どうみてもwife」ってどういう女性のことを指しているのが気になるところだけど)

要するに呼ばれている本人が気持ちよいかよくないかで決まるものなのでは、と思う。

「うちの嫁です」って言われるのがイヤな人はそう言えばいいし、
「うちの嫁です」って言われるのが嬉しい人はもっと呼んで! 紹介して! って言えばいい。
あとは、あれかな、「うちの嫁が~」というときに蔑視が含まれているとイヤがられるのかな。

私は夫に「おくさん」と呼ばれている。
家の中でも「おくさん」と呼ばれている。
「おくさーん、おなかすいた」という感じだ。最後に名前を呼ばれたのは2014年の11月13日である。
外でどう呼ばれようと構わないけど、家の中でおくさん呼びはイヤだ。
いくら訴えても変えてくれないので、どうやったら改善してもらえるか案があったら教えてほしい。

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