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幸せってなんだろな。

お世辞を言わない。
謙遜をしない。
ネガティブなことを言わない。

ここ半年ほどで心がけていることだ。

お世辞は自分が言われるのが嫌いだから。
相手は良かれと思って言ってくれているのは分かるんだけど、お世辞って分かってしまう。社交辞令でお礼を言うべきなんだろう。大人として。
けど、すぐに顔に出てしまうので、「ははは、どうもー」と乾いた答えしか出てこない。

謙遜をしない。
これはもう物心ついたころから謙遜する文化の中にいたせいか、どうにもこうにも。
でも、お世辞を言ったときはともかく、こちらが心から褒めているときに謙遜されると、褒め言葉が宙に浮く。
友人の子どもがかわいくて、かわいくて「本当にいつ見てもかわいいね~」と言ったら、友人は「でしょう? かわいいでしょう?」と返してくれた。そうしたら、すごく気持ちよかった。日常生活でも謙遜をやめたらもっとすっきり過ごせそうな気がする。

ネガティブなことを言わない。
あまりスピリチュアルなことは信じていないのだけど(好きではあるけど)、言霊の力は大きい、と個人的には思っている。
「どうせ私は…」というと本当にそうなってしまいそうで。
ちなみに私はそういうことを口にしがちな人間だ。
「どうせブスだし」「スタイルよくないし」「頭悪いし、容量も悪いし」「こんな私、幸せにれるはずがない」「意地も悪いし」etc.
幸せになれない理由なら、いくらでも挙げられる。

幸せになりたいと思っているならそう言えばいい。幸せになることを期待していたのに、それが叶わなかったときにショックを受けないように、と予防線を張っておくのは悲しい。

これは友人が言っていたことなのだけど、一度、幸せになった人は本来、二度と不幸になんてならない。こんなに幸せなのは今だけで、いつかしっぺ返しがくるんじゃないか、と思って不幸を探し、見つけ、そこに無意識のうちに飛び込んで行ってしまうから、幸せが途切れる。

自分は幸せになっていいんだ、不幸になんてなってやらないぞ! と思うことが大切だ、と。

だから、「今は幸せだけど、そのうち嫌なことが起こるかもしれない」「私が幸せになれるはずがない」とか言わないほうがいい。
「私は絶対に幸せになるから!」って宣言すべきなんだ。
最初はすごく幸せだと思い、日々に感謝していても、いずれ「幸せ」は日常になり、次第にマンネリを感じて、刺激を求めて「不幸」を探す。
なんでもないことに、「幸せだなあ」って呟いてみるのが一番の幸せへの近道なのかもしれない。
それでも、天災や事故など、どうしようもない力で幸せを奪われることがある。なら、せめて、自分の手で不幸を引き寄せるようなことはしないでおきたい。

ただ、お世辞を言わず、謙遜をせず、ポジティブな言葉を発していると、極端に周りから嫌われる場合もあるのでなんとも難しいところだ。

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