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【#6】2023年7月に読んだ旅の本、まとめ

年月が経つにつれて1ヶ月で本を読む時間が減ってきている気がする。
職場環境の変化やその他の時間に当てたことによって、毎月読む数も違う。

何冊読んだから偉いとか、何冊読んでないといけないということは全くないけれど本を読む習慣自体が減っているのは少し寂しい。

もっと本を読む時間を作ろうと思った先月でした。

真夏の猛暑が続く7月に読んだ世界や旅にまつわる本を紹介いたします!
それではどうぞ。


旅ドロップ /  江國香織 著

小さなの旅の物語がたくさん詰まった珠玉の旅エッセイ 。
ひとつひとつのエッセイは、3ページほどにまとめられており、海外国内問わずたくさんの旅の物語を感じることのできる本。

心を落ち着かせてくれるドロップのごとく、優しく心穏やかにさせてくれるエッセイばかりで旅の道中に読むにはぴったりです。知らない土地へ出かけたなんてことのないスーパーでも旅を感じる非日常があるし、そこに住む日常も感じることができる。旅の面白さも詰まった1冊でした。

旅するモヤモヤ相談室 / 木谷百花 著 

現代社会において日本人が抱える「心のモヤモヤ」を 専門知識をもった先生がたの知見や体験した世界の出来事を通じたアドバイスを通して 心を軽くする読書体験にしたいと思って書かれています。

自分に自信がないという悩みや神経質で気になるという方への相談を世界中の価値観で 答えてゆく質問形式。ピンチをチャンスに変えるための考え方、より良い社会にするための方法などを 世界中を旅した文化人類学や歴史学の学者の先生たちが答えます。 少しでも前向きになれる1冊です。

JK、インドで常識ぶっ壊される / 熊谷はるか 著

父親の転勤によりインドに引っ越すことになった女子高生の滞在記。これまで旅人視点でのインド紀行文を読んだことはあるが、女子高生視点で、自分の意思ではなく偶然訪れた人間、若者が見るインドの視点は新鮮でした。

前半はインドに突然降り立ったカルチャーショックを感じた出来事や若者視点で描かれていきますが、後半は現代社会における「問題意識」を持ってできる限りの行動に移す思考力と行動力を感じる場面も。単なる異文化体験だけでないもう一歩踏み込んだ経験をできたことが人生にとって何かしら影響を与えるに違いないと思いました。

最後に

8月に入りもう10日目。あっという間に今年も終わりそう。
暑い日や台風などが続きますが、体を大切に無理せず生きていきましょう。

以上です。

旅にまつわる本や旅のモデルコースを紹介するブログを書いてます!よければぜひ足を運んでみて下さい。


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