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Ep.006: キリング・ミー・ソフトリー-ニューヨークの追憶

 時たま理想的な死について考える。まぁ誰にでもあることであろう。
眠るように死にたいとか、愛する人より先に死にたいとか、家族に見守られて死にたいとか。

私は誰かに殺されるのもアリかなと、考えている。
最後くらいは自分で決定せずに、誰かに終わらせてほしい。

病気になって、ジワジワと死の恐怖が迫ってきて、周りの人達に感謝し始めるなんて、いかにも優等生な人生で、考えただけで気が滅入る。

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