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吉田松陰に学ぶ現代の武士(ビジネスマン)の心得え

先日、大きな結果を作り出し続けている20代の事業家の方にお話を伺いました。

40代の私だからこそ、伝えられる経験も数多くありますが、
20代の勢いでどんどん行動し結果も出している彼を、私は大尊敬しています。

彼の周りには、新進気鋭の方が大勢いらっしゃいました。
どうしてそんなに勢いを継続して、多くの方に影響を与えているのかを伺いました。

短時間ながら、私自身も多くのことを学ばせていただきました。

きっと年上の方から可愛がられるのだろうなと思える素直さや実直さ、行動力、覚悟を垣間見ました。
そんな彼だからこそ、私が経験してきたことをどんどん伝えたくなります。

事業家の世界には年齢も性別も関係ありません。
20代の彼に対する対抗意識が芽生え、事業家として対等に研磨していきます。

「ある月に結果を出す」と彼が決めた所に偶然居合わせました。
だったら、私はその1ヵ月前に結果を出すことを決意し、事業計画を練り直しました。


事業家としての期間が長いかどうかではなく、どこまで本気で行動するか次第。
切磋琢磨していくことができるのも事業家の醍醐味です。


吉田松陰の格言

座右の銘にしている方も多い吉田松陰の価値観をご紹介します。
20代にして大きな結果を出し続けている彼が大事にしている考え方だそうです。

吉田松陰は自分のことを「狂愚(常軌を逸して愚かなこと。)」と例えています。
それは続く「狂は常に進取に鋭く、愚は常に避趨に疎し」とある様に、目的の為に積極的に行動し、逃げる事は考えもしないという信念を表していると思います。明治維新の時代には驚かれるような考えもありましたが、新時代を切り開く礎を築いていった方でもあります。

・夢なき者に理想なし、
 理想なき者に計画なし、
 計画なき者に実行なし、
 実行なき者に成功なし。
 故に、夢なき者に成功なし。

・大事なことを思い切って行おうとすれば、まずできるかできないかということを忘れなさい。

・だいたいにおいて世間の毀誉(悪口と称賛)というものは、あてにならぬものである。


志を持つリーダーに必要な『士規七則』

現代社会でリーダーとして、仕事の舵をきる経営者やビジネスマンが注目している考え方です。

<志が、全ての根源となる>
リーダーには「志(ビジョン、目標)」が最も大切であると、吉田松陰が説いています。
失敗を怖がらない経営者はいないと思います。
その失敗するリスクを抱えながらでも目標を決めてチャレンジしていく経営者が成長します。

<同志は、人生の助けとなる>
リーダーが成長するためには、必要な環境があります。
それは、進むべき道を示す師匠や先生、そして切磋琢磨する仲間の存在です。

<読書で、聖賢の教えを学ぶ>
様々な時代を作り出してきたリーダーの考えを師匠として学ぶことは自分の糧になります。
書物から聖賢の教えを学び、自らを高め続けることで、リーダーとして志を成すことができます。

<志を貫く覚悟『死而後己』>
これは「死ぬまで続ける、志を貫き通す。」ということです。
覚悟と信念を持ったリーダーが飛躍していきます。志を貫き通すために行動していくことが不可欠です。

時代が変わっても、命懸けで挑戦する人が切り開いていくものです。

「諸君、狂いたまえ。」

一度きりの人生、何かに没頭できることがあるというのは得難いものです。
自分の志の実現のために、何度でもチャレンジしていきたいと思います。

まだまだ世の中は不安定な情勢下です。
軽率な行動は控えながら、チャレンジすべき時に大きな一歩を踏み出すための準備をしていきます。

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宮田亮(りょうちん)

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