『脳にいい食事大全』

現在のデジタル全盛時代において、コンピューターは人間の脳よりも優れていると囁かれているがけしてそのようなことはない。

人間が脳の能力や健康を大きくコントロールできる、それは食と生活習慣から書かれた本である。


自分が重要だと思った点を書き記していきます。


普段、脳は一瞬も休むことなく、身体の複雑で多様な機能をコントロールしている。脳は28日ごとに皮膚を、30日ごとに心臓を、70日ごとに肺を再生させ、思考や気分、感情、動作、言語活動などを行なっている。

脳は年齢、遺伝子に関係なく、絶えず進化しており、不要になった脳細胞間の結びつきを捨て、脳内をキレイにする能力もある。

血液と脳の間にある関門「血液脳関門」は脳に通す物質通さない物質を選別している。

人間の脳は6割脂肪でできている。良質な脂肪の摂取が必要。現代の食事(ファストフードやマーガリン)などに含まれるトランス脂肪酸や必須脂肪酸にある2つの脂肪酸(オメガ3、オメガ6)のバランスが悪いと血液脳関門を傷つけている。オメガ3は鯖、鰯、オリーブオイル、クルミに多く含まれる。油は良質な脂でも発煙点に達した油は成分が破壊されているので、摂取するだけ逆効果。

実践に落とし込める食事の原則で今までの本とは少し違うところは、肉をあまり摂らない方がよいとの定義。肉を食べることで体内の炎症レベルが高まる。肉の摂取量を減らすことで、食物繊維と植物性栄養素の摂取量が増える。

金属が体内に入るのを防ぐ。食品だけでなく、水、大気中、市販品の多くに見られる。柔軟剤、芳香剤、香水、家具ありとあらゆるものに金属類は含まれているので避ける必要がある。


脳に良い影響を与える食品

ザクロ:脳に強力な抗酸化作用をもたらす。
チェリー:脳を構成する水分や脂肪分を損傷から保護する。
セージ:日常的な摂取は記憶力を大幅に向上させる。
ブルーベリー:炎症が劇的に減り、記憶力が高まる。
セロリ:脳の健康に効くスーパーフードとしてセロリほど見逃されている食べ物はない。脳の炎症を減らし、記憶力低下、脳の機能低下を食い止める。
ターメリック:空間学習能力と記憶力を高める。

生姜:脳を保護し、脳疾患の原因となる炎症軽減。
ほうれん草:筋肉の機能を高める。目の健康や視力の維持、脳の健康維持や疲労回復に大きな効果。
ローズマリー:記憶力を高める、脳への血流を増加させ、集中力を高める。長期記憶に効果あり。毛髪の成長も促す。
トマト:リコピンは摂取量が多ければ多いほど身体能力向上、記憶力も鋭くなる。
コーヒー:カフェインは脳疾患と関連する脳の炎症を防ぐ。
アプリコット、桃、、チェリー、プラム:脳を保護する。
タマネギ、にんにく:脳疾患の原因になるプラークの悪影響から脳を守る。高コレステロール値や高血圧低下。熟成にんにく抽出液は動物の記憶力と記憶力タスクの悪化を防止する。


食物繊維は4つの作用

1腸内に老廃物が溜まるのを防ぎ、腸壁や血液、脳に毒素が移動するのを防ぐ。
2町内での悪い最近の繁殖を防ぐ。
3体内の毒素と結合して除外する
4急な血糖値の上昇を防ぐ



脳の健康維持のためにはなにかを学び続けることが不可欠。

新しい何かに挑戦することで、脳細胞のつながりが強化され、記憶力が高まる。小さな変化を起こすだけで、脳に新しい回路がうまれ、記憶力が改善

第2の脳である腸を整える。腸内フローラが健康なバランスを保っているかどうかは記憶力の優秀さや脳疾患への抵抗力の強さを判断する指針になる。プロバイオティクスを摂取すると知覚面、感情面などでの健康状態が改善される。


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