アジアの香りを取り戻せ、ブルネイ編①
2020年1月10日タイから帰国し、ここからしばらくコロナによって海外渡航から離れてしまった。
2023年1月、遂に海外への扉が開いた。再びアジアの地を踏みしめる事が出来る。初めにどこへ行こうか。ずっと迷っていた。最初の候補はインドのチェンナイだった。インドへの憧れは強かった。
しかし直前になって提出する書類が増え、入国が不安になり中止した。
振り出しに戻り思い付いた地はマレーシアとタイだった。
特にマレーシアは自分にとって特に大きな影響を与えた国で、この機会に行く意義は大いにあった。
しかし、まだ数多くの国が待っている。行かなくてはならない。
そこで目に着いた国がブルネイだ。マレーシアの様な雰囲気もあり、東南アジアの香りもあり、まだ未踏の地である。
新たなスタートはブルネイに行こう。
天候には恵まれなかったが成田空港からロイヤルブルネイで久しぶりの海外へ。あの時の感覚を取り戻しつつも久しぶりだから疲れるだろうと身体を労り眠りにつく。
2023年1月23日
遂に帰ってきたのだ。東南アジアに帰ってきたのだ。足取りは軽く止まらない。入国スタンプを押された時、言葉では表せない特別な感覚があった。
ブルネイに決めた理由の一つにモスクがある。
アザーンを聴くことが好きで、久しぶりに行くならばアザーンを聴くことができる国に行きたかった。このモスクを見ただけで心は満たされた。
始まりからトラブル。それも良き。市内まではタクシーで向かうことになったのだが、早速空港を出ようとした途端エンストした。そして動かなくなり他の車に乗った。ホテルにチェックインしアザーンの時間が近くなったのでモスクへ行こうとしたが土砂降りの雨。スコールを浴びる事が出来ただけ良かったのかもしれない。久しぶりの東南アジアだからこういったイベントも楽しむ。
ガドンナイトマーケットホテルからマーケットまでの歩道がなく、車道で分断されていた。歩道で
はないであろう道を進んでいく。車社会の道だった。
アジア飯で旅人の自分を取り戻した感じがした。
Bakso(バクソ)は初めて食べる。
身に染みるしとても幸せだ。
必ず食べておきたいナシレマも食べた。毎日食べたい。
デザートはチェンドルだ。もっと贅沢にたくさん食べておけばよかった。
猫がやってきた。そして寝た。
ここで最後のアザーンも聴くことが出来た。
昼はスコールが止まず行けなかったモスクに寄ってからホテルに戻ろうと思った。
マーケットでゆっくりしすぎたか終わりの時間だったが入れてもらえた。明日の帰りにもう一度寄って昼の姿も見ようと思いホテルへ向かい一日が終わった。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?