りょうらん

陸上経験ゼロで2003年3月20歳の記念に走った初フルマラソンでサブ3。以降20年以上…

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陸上経験ゼロで2003年3月20歳の記念に走った初フルマラソンでサブ3。以降20年以上、年平均3本程度フルを走り続け、サブ3を維持。今はサブ2.5ランナーです。陸上経験のない自分が速くなるために長年走ってきて得た経験、ノウハウ、今の練習内容、レース結果等書いていきます。

マガジン

  • マラソン厚底時代の足元のまとめ記事

    厚底のシューズレビュー、厚底を使いこなす走法、などに関連した記事のまとめ。不定期的に更新。厚底シューズを使いこなしてサブ3以上を目指す方対象。

  • 陸上未経験者がサブ3からサブ2.5を達成した心得、ノウハウ

    陸上未経験者が初フルでサブスリー、現在サブ2.5を達成するのに得たフルマラソンで速くなるための勘所、ノウハウ記事を集めたマガジンです。

最近の記事

マラソン練習、量か質か?

少し近い内容をこの記事で書いています。 3時間を超えるおおかたの市民ランナーは、量を意識し月間走行距離を目標に練習していると思います。それで良いと思うし、走行距離を増やせば記録もどんどん伸びていきます。 では、サブ3以上のランナーは、というと。。 量と質どちらをより意識すべきかの判断できる項目を考えてみます。 その前に私が考える量と質とは何かについて。 ■ジョグは含まないいわゆるポイント練習。LSDは含まない。  ジョグはもちろん必要ですが、これで距離を稼ぐのは、ちょっ

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    • 私がマラソンを走り続ける理由

      陸上未経験、20歳でフルマラソンを走り始めてから、市民ランナーとしては高い走力を維持し続けて(サブ3以上)、20年以上が立ちました。これまで走り続けてきた理由、これからも走り続けたい理由を書いてみます。 自分の個性(アイデンティティ)だから 走らなくなると自分が自分でなくなるような感覚を持っています。一番最初に書いた記事の内容、 これが他にはあまりない自分の個性かなと。 コミュニケーションのきっかけになるから 個性にも関連しますが、仕事でもプライベートでも初めて会う

      • 各年代のマラソンへの動機、走力、かけれる時間、お金

        自分自身は20歳からフルマラソンを走り出し、20代、30代と走ってきて、今シーズンからが40代。いろんな走るコミュニティに参加してきていろんな年代の人に出会ってきて、タイトルの項目が各年代で全く違うのを感じました。 一覧にして整理すると、こんな感じです。動機はあるほどマラソンを走る人が多い、つまり、各年代の人口と置き換えれるとします。 マラソンは他の趣味に比べれば、お金はかからない、でも時間は割かないと走力は上がらないので、使える時間のほうが重要と思います。     20

        • マラソン練習は追い込まなくていい?

          書籍や市民ランナーの指導者においては、マラソン練習は追い込まなくていい、頑張らなくていいというのが一般的だと思いますが、、本当にそうなのか? マラソン練習において、最も重要なことは、継続できること。追い込むことは、それを阻む要素である一方で、サブ3以上を目指すのであれば必要なこととも思っています。 そのあたりの考えは次の記事で書いています。 この記事では、どうして追い込まなくていいと教えられるのかの理由について、突っ込んで考えてみます。 中級者まではスピードが要らない

        マラソン練習、量か質か?

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        • マラソン厚底時代の足元のまとめ記事
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        • 陸上未経験者がサブ3からサブ2.5を達成した心得、ノウハウ
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        記事

          40歳以降のマラソン記録更新は難しい→どう向き合うか

          陸上経験無し20歳でマラソンを始めて40歳のマラソンシーズンになり感じているのは、40歳あたりからマラソン記録更新が難しくなるということ。 40歳シーズンを迎えて 5000m、フルマラソンのベストは3年前の37歳(15'50 2'29'45)でそこから年々落ちています。。15分台、サブ2.5は出せなくなりました。。去年こそ、16'10、2'32だったのが、40歳になった途端、16'40(このときは特別にひどかったですが。)とかに落ちています。(フルマラソンはまだ。12月は

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          40歳以降のマラソン記録更新は難しい→どう向き合うか

          マラソン練習中断のパターン

          長期的になりやすいものから順に。 走るのをやめる この記事にやめるパターンは書きました。 学生時代から社会人になってしばらくしてやる人はけっこう聞きますが、社会人になっていったんやめて本格的に戻る人は少ないです。 走る時間がない 走るのをやめる と似てますが、ほとんどの場合、走らない言い訳だったり、走ることの優先順位が低いことが多い気がします。 でも、仕事、試験、子育て等々、本当に時間が取れない時期は必ず誰しもあるので、このパターンもそれが解消したときに戻れるかがポ

          マラソン練習中断のパターン

          マラソンに向けて調整のし過ぎでは強くならない

          フルマラソンに向けての調整で一般的によく言われているのが、一ヶ月前〜2週間前から練習量を減らし、1週間前からは半分前後まで減らす。ただし、量は減らしても強度(ペース)は落とさない。 まずペースまで落とす人がいます。普段ペース走で10キロ走っているなら、同じペースで7キロ、5キロと減らしていく。それが基本だと思います。私は減らした場合は少しペースをあげるくらいにしています。 次に頻度。頻度が多すぎる人はまわりでもけっこういます。シーズン中、多い人だと5回前後フルマラソンを走

          マラソンに向けて調整のし過ぎでは強くならない

          マラソンにおいて暑さに弱い=スピードがない?

          2023年の夏は記録的な暑さでした。9月末になっても、まだ30度を超え暑い。暑さに極端に弱い自分にとっては最悪の夏で練習の質(ペース)も例年に比べて明らかに落ちました。 暑さに対するコンプレックスから記事も数本書かいています。 暑さに極端に弱いのと同時に、同程度のフルマラソンベストの人と比べて極端にスピードがないです。具体的な数字は、この記事に書いてます。 なので、暑さに弱い=スピードがない なのではないかと考え(一般的な事実なのかもしれないが、、ちゃんと調べてない、聞

          マラソンにおいて暑さに弱い=スピードがない?

          ストライド走法はトラック向き、ピッチ走法はマラソン向き?

          2つの走法の説明、メリット、デメリットに関してはググればいくらでも出てくるので、省くとして、なんとなく以下のような誤解があると思ってます ・ストライド走法=スピードが出しやすい=短い距離のトラック競技向き ・ピッチ走法=負荷が小さい=長い距離のフルマラソン向き 誤解と言っているのは、私自身は全くの逆だから。ストライド走法でトラック競技の短い距離の記録が悪いわりには、フルマラソンの記録が良いからです。 私の場合 距離毎に、記録を並べてみます。 1500m 4,29

          ストライド走法はトラック向き、ピッチ走法はマラソン向き?

          ジョグ中はポジティブにクリエイティブになる

          凹んでネガティブになっていたり、仕事での解決が見いだせない時なんかに、ジョグをするといい方向にいろいろ考えが浮かんできたりします。 これがポイント練習やレースであれば、そうはならないです。走ることのみに集中していて他の事が考えられないか、思考を巡らす余裕がないから。もし、他の事を考えれるくらいなら、それはポイント練習になってないと思います。 ジョグ中も、もちろんフォームを意識したりすることも必要だったりしますが、思考が自然に頭を巡ってくる余裕が生まれます。家や職場でじっと

          ジョグ中はポジティブにクリエイティブになる

          家庭も仕事も考えてマラソンのポイント練習をする

          市民ランナーとしては、家庭も仕事のことも考えて練習内容を考えなくてはならない。自分の場合、まだ子供が幼児なので、出来るだけ休日子供との時間をとるようにしています。 休日の早朝にポイント練習を終える。 午前中から家族との時間をとるため。朝食をとらずに6時ごろから走り8時には終えるようにしています。そうすれば、9時ごろから家族と出かける事ができます。あと1,2時間遅かったりすると、昼前になり結局予定を立てるのが午後になってしまいます。 他の理由は、 夏場は7時頃から急激に

          家庭も仕事も考えてマラソンのポイント練習をする

          マラソンに必要なのは理論か経験論か精神論か?

          全てが高いレベルにあるに越したことはないが、サブスリーを目指すレベルあたりの市民ランナーがマラソンで速くなるために必要だと思うのは、、ざっくりいうと精神論です。次に経験論、最後が理論。ケースによっても違ってきますが。陸上経験無しの私がサブスリー以上の走力を20年間維持してきた結論です。 同じことを別の記事でも言っていたりしますが、少し言い方、切り口を変えて、記事を引用しながら書きます。 理論 マラソンの走法、フォーム、練習計画、食事、運動力学等。主にネット、書籍から得られ

          マラソンに必要なのは理論か経験論か精神論か?

          夏の走り方

          暑さに滅法弱いので、マラソン歴20年、夏場の走り方をいろいろやってきました。そこで得た経験知を書きます。 寝ている時はエアコンをつける 30℃を切るぐらい手あれば、暑熱順化、電気代節約のために寝る数時間だけつける、あるいはつけないということをしていた時期もありましたが、ダメです。 暑いと寝苦しくて夜中起きたりして睡眠の質が落ちます。すると疲労が抜けず、練習の質も落としてしまうことになります。夏場はシーズン中よりも疲労が溜まりやすいので、睡眠の質をあげることを第一に考えたほ

          マラソンにおける気温と体温と心拍の関係から暑さへの耐性が分かる?

          私は自他ともに認める大の暑さ嫌いで、誰もが暑いとペースは落ちるが、その落ち幅がかなり大きいです。冬勝てる相手でも夏には全く敵わない、冬でも気温が高い(10度を超える)とフルマラソンで5分以上落ちることもよくあります。 暑さへの弱いからなのか、タイトルで書いた気温によって体温と心拍が大きく変わります。 体温の変化 去年から1年以上の変化がこれ。 11月〜12月のデータが携帯を変えた影響でないんですが、おおよそ5月〜10月は36度前後、マラソンシーズン中である11月〜4月

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          厚底シューズの耐久性

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          練習シューズは薄底か?厚底か?の答え

          フルマラソンレースでカーボンプレート入りの厚底シューズを履くのは今やスタンダード。でも、練習ではどちらを履くかは人によって考え方、やり方は様々な気がします。 どちらをメインに長期的に(1シーズン)練習したほうが厚底を履いたときのレースや練習でいいタイムが出るかを過去を振り返ってみました。 全て、私のレースシューズ、アルファフライでの記録です。 ■悪い方のシーズン ■良い方のシーズン その時のレース条件、調子、練習度合でも違ってきますが、上記はそのシーズン中でも良い部類

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