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育児がもっと楽しくなるために

ブラック労働どころじゃなく、
時間のかかる育児。

一方で、育児に関するビジネス論を
見かけることはほとんどないです。

ビジネス論を語るような方たちは、
自分がやりたいことに注力していて、
育児できていないのでしょうか。

人間の本質であるにもかかわらず、
尋常じゃない時間がかかる育児。
育児こそDXできないか、
という思いから書いてみます。

子供たちはなぜ時間を奪うのか

子供が生まれると、
お世話に時間を取られて何もできない、
という状態になることが多いです。

アウトソースすればいいじゃん、
で終わらせる欧米的な思考もあります。
が、経済面(公的支援お願いします)や
子供への影響、シッターの質への不安など
を思うとなかなか踏み切れない日本人。

育児に時間がかかり、
どんどんどんどん睡眠不足になっていきます。

私も、上の子が生まれた2年半前から
自分の時間がほとんどなくなりました。
さらに、今年下の子が生まれて、
風前の灯で残っていた自分の時間も
いよいよなくなりました。

なぜ、こんなにも
子供たちは時間を奪うのか。

当たり前ですが、
子供はお世話が必要だからです。

育児にかかる時間は、
良さげなデータがなかったので
体感で言ってしまいますと、
一日平均12、3時間以上あります。

前提として、うちの子供たちは、
保育園にあずけていません。
別記事で連載している
妻の特徴があり、
妻はフルタイムで働いていないので、
保活がたぶん上手くいかず、
経済的にも厳しい、
と思ってあずけていません。

夜泣き対応がある親の睡眠時間は、
大体毎日4時間程度で、
残り20時間。

この中で、ホッとしながら
自分のことをしている時間は、
2時間あればよい方で
残り18時間。

育児時間も若干含まれますが、
炊事、洗濯、掃除などの
家事にかかる時間を
大体5時間ぐらいとすると、
育児に要しているのは
12、3時間ぐらいになると思います。

一日のほとんどを占めています。

子供は、一人では
ご飯が食べられない、
服が着替えられない、
寝ることができない、
遊びにでかけられない、
おもちゃで遊べない(かまって)、
トイレに行けない、
片付けできない、
こぼしたものを拭けない、
お風呂に入れない、
ひっくり返ったら元に戻れないのです。

全部やってあげる必要があります。
ここで挙げたのは一部です。
さらに加えて、
コミュニケーションをする時間も必要です。
となると、
一日の大半を占めているという考え方は、
妥当な気がします。

こんな大変な育児こそ、
DXで救ってほしいと思います。

育児に仕事が加わるともうカオス

公園をDXする

例えば、子供が昼寝してくれなくて
寝かしつけに時間がかかることを
考えてみます。

寝ないのはなぜか。
子供たちは、
エネルギーに満ち溢れているからです。

エネルギーを放出できるような
なんでもしてよい環境が作れない。
危険が伴うことがあります。
危険と子供の自由のバランスを
取ることは難しいです。

エネルギー放出の場をデジタルにできないか。

バーチャルでは、
きっと子供たちはエネルギーの放出は
難しいです。
VRゴーグルなんて、30秒続けば良いほうです。

バーチャルではなく、リアルなデジタルを。
遊び場のDXができればよいのではと思います。

公園を室内に作ってみる。

事前登録制だが、
無料で誰でも使える場所という
公園の定義は変わらないようにします。

公園と同じように、
公的財源をもって環境維持をします。

来園者は、顔認証システムで把握し、
受付不要です。

どのおもちゃでどれだけの時間遊んだが、
どの遊具(コーナー)にどれだけ滞在したのか
をカメラでデータをとります。

この環境を、
新作おもちゃのトライアルにも
活用してもらいます。
メーカーと提携し、
おもちゃを提供してもらいます。

壁にはモニタがあり、
おもちゃ、ベビー用品、絵本、育児本などの
育児に関する商品の広告が流れます。

子供向け商品のトライアル及び
広告プラットフォームとします。

場所をどこにするか。
ショピングモールのスペース利用では、
車移動になるので、
ハードルが高く、公園らしさがなくなります。

なんとか歩いていける範囲に設置したい。

コンビニ、郵便局、コインランドリーなど、
どこにでも店舗を持っている会社、組織と提携し、
一角をDX公園にします。

もしくは、既存の児童館、図書館などを
DX公園に進化させます。

提携した企業や行政などは、
イメージ向上にもなります。

エネルギーを使いたい子供たちとエネルギーを使わせてもらう大人たち

プロによる育児をDXする

育児につらいときがあるのは、
睡眠不足になることが
大きな要因です。

子供の世話に
時間を取られて何もできない。
子供はかまってほしい状態になります。
一人で遊ぶこともできないです。
自分の行動に対する反応があると、
とてうれしそうな顔をします。

子供たちに反応してくれるような
DXがあればよいか。
AIが乗ったロボット、ホログラム、映像など。

人がかまってあげないと
教育上よくない気がします。
子供の感情表現力、会話力、
コミュニケーション力などを
練習することができないのではないか。

人以外では代替できないところとして、
感情表現ができるところがあります。
感情が伴った反応を見て、子供は学ぶ。

人に非常に近いロボット
=アンドロイドがあればよいか。
リアルさを追求する技術は、
まだまだ完成に時間がかかりそうです。
また、リアルすぎると、
逆に気持ち悪さを感じる人間の特性もある。

人間が反応してほしい。

テレビやタブレットなどで
リアルタイムに
子供と保育士やシッターさんをつなぐ
システムができればよいのではないか。

プロの遊び方を一定時間利用できます。

反応があるので子供の満足度も高いです。
YouTubeを受けとめ続けるよりも
安心感も高くなります。

保育士やシッターさんのスキルを
フル活用する仕組みになります。
休みの時間や空き時間で稼ぐことができます。

時間制でのマッチングサービス。

保育士の評価データを取ることができます。

プロのノウハウと
子供の反応をデータ(映像)として
取ることができます。

親がそれを見ることができます。
我が子にカスタマイズされており、
どんな育児本より、育児動画より
使える情報です。

許可制にしつつ、
そのデータを企業に提供し、
子供向けの教育コンテンツなどに
活用できるかもしれません。

親がいないときにシッターを利用するではなく、
親がいるときでもシッターを利用できるようにする。

デジタル化すればデータを取ることができる

育児もビジネスにできませんか。
ビジネスにして助けてくれませんか。

楽しい育児がもっと楽しくなる。
楽しむための余裕が、
DXによって生み出される。

子供を育てることの幸せ。

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