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HeartのCrazy On Youをうちの奥さんとカバーしてみました!


今回は久しぶりに奥さんに歌ってもらいました。Heartの曲は過去に数曲、既に取り上げていますが、今回は、久しぶりになりますね。

Heartはご存じの通り、アン・ウィルソンとナンシー・ウィルソンの姉妹が中心のバンドです。
Zepからの影響が強く、ご本人たちもそれを隠さずはなしてますが、かなり個性的な人たちですよね。日本では女性ファンが多い気がします。

80年代に入ってからは、路線を少し変えて、商業的にも売れていましたが、私としてはやはり70年代のハートが好きです。

そういえば、YouTubeを始めて今月で3年になります。3年で100曲を目標にしていましたが、今、77曲だったかな。

で、話を戻しますが「Crazy on you」ですが、これが入っていたのは75か76年のデヴューアルバムの曲でしたかね(私は、まだ、3か4歳です…笑)。

この曲は、ナンシーによるアコースティックギターが難しいですね。彼女のカッティングの切れ味はすさまじいです。

そして、もう一人忘れてはならないのが、オリジナルメンバーのギタリストであるロジャー・フィッシャー! この人のギターも切れ切れなんですよね。ライブではたまに柔道着みたいなのを着てますね。

この組み合わせはなかなかに強烈ですね。

ライブでは、シンセ担当の人が曲中で、シンセと二本目のエレキを担当していますが、名前はわかりませんでした。

アン・ウィルソンのボーカルは強烈ですね。今はお姿はかなりお変わりになられていますが(対照的にナンシーさんは、むかしとあまりかわってませんね)、ボーカルはまだまだ健在だなと思います。

<アコースティックギター>
今回はアコギに苦労しました。これはなかなか大変でした(笑)。
始めに録音した仮テイクは、聞きなおしてみると、うまく言えないんですが「妙に歯切れがよくなったBobDylanのような感じ?(余談ながら、BobDylanのギターの腕はかなりのものです、ここで言っているのは曲にフィットしてない演奏だったということが言いたいに過ぎません)」になっていたので、撮影する際に、もう少し意識して弾いてみました(それがこのテイクですが)。

後、これ原曲には、冒頭にナンシーによる小品のような別イントロがあるんですが、そこは省略し、いきなり曲からはじまる方向で行きました。

今回も、撮影と録音はいっぺんにやっています。
ところで、こういうイントロがギターからの曲は、合わせるのが大変なんですよね。
一応、Headphoneにclickを出して録音しているんでが、あまり大きくするとHeadphoneからクリック音がもれてマイクで拾ってしまうので、どうしても、こうなりがちなんです。

ということで、クリックがききとりずらいので、「イントロのギターだけのところ」はどうしてもリズムがすこし不安定になりがちです。おまけに、ドラムが入ってくるタイミングがわかりずらい。バンドだと相手が合わせてくれますが、DAWですと、こっちが機械に合わせないといけませんので、この点はDAWの欠点ですね。で、イントロでこけてやり直しは何回もしましたね。これはしかたがないですけどね。

とりあえずフル尺で演奏&撮影してみたのは4テイク位でした。

後は、弦が少し古くなってきているので、切れないか心配でしたがなんとか持ちこたえてくれました(単に交換するのが面倒だっただけなんですが)。

近接撮影している方のカメラだと、弦がたわんでるのが確認できます。

オーベーションは構造的にネックの付け根が弱いので、こんなにガンガン弾いて、ネックがはずれないか心配でした。

余談ながら、むかし韓国製のやすいオーベーションも持っていたのですが、ある朝、なんか「バァーン」という音がしたので、ギターをみてみるとネックとボディーが分離していたという経験があります(笑)。
さすがにUSAの方は、丈夫そうですが、あの経験以来、オーベーションは酷使すると分解しないか心配なんですよね。

<エレキギター>
後はエレキは、プリング・オフとハンマリング・オンのフレーズのところが、原曲は、もう少しするどいですし、スリリングですね。特に二つ目のフレーズの部分は、まぁ、なるだけよせてみましたが、もう一段、スリリングにひければよかったかなと。一つ目のフレーズの塊の方はそこまででもないんですが、二つ目のは特に。

リフのフレーズとAメロ?の部分は、立って弾いてるので、少しラフですが、まぁ、良いでしょうかね(笑)。映像無しで聞くと微妙ですけどね。

後半のハーモニーリードのところは、メインとサブで合わせて4本で仕上げました。多分、原曲もそんな感じかなと思います。ここはさすがにオーバーダビングです。

<ベース>
とりあえず、普通に弾いてみました。

<シンセ>
仕上げに入った段階で「何かが足りないなぁ」と、シンセが入っていないことに気づいて足しました(笑)音もなるだけ似たような感じで創りました。

音的にはZepの「天国への階段」と同じような音ですよね。この辺りにも影響を感じます。

<ドラム>
今回はさすがに打ち込みです(笑)これくらい叩けるようになれたらいいんですけどね。最近、ちょっと運動も兼ねて、もう少し難しい曲も叩けるようになりたいなと思い、ドラムを練習しています。

<ボーカル>
まぁ、この曲はむつかしいですよね。うちの奥さん、うまく歌ってくれているとおもいますが、いかがでしょうか。
コーラスもいれました。

<ギターとアンプ類のリスト>
Guitar :1 Fender USA Stratocaster AmericanVintage 57 Model 2TS
Fractal AxeFX2XL / Marshall JTM 45 KT66

Guitar :2 Fender USA Stratocaster AmericanVintage 56 Model Pink Raw
Fractal AxeFX2XL / Marshall JTM 45 KT66

Acoustic Guitar : Ovation Collectors 1993 Model RODE NT2 & AKG C451B

Bass History(Fujigen) Fractal Axe FX2 XL :

Drums BFD3

<映像>

映像は、今回は、ボーカルはグリーンスクリーンで撮影しておいて、透過させて二重に重ねる手法を多用しました。まぁ、この辺りは70年代ぽくしてみようかなと思ったのもあります。「ビート・クラブ」の映像でこういうのありましたよね。ディープパープルとか(笑)。あんな感じのイメージです。

ちょっとごちゃごちゃしてるかんじもありますが、曲にテンポ感があるので、これはこれでよいかなと。

奥さんのカメラを1台、あらかじめ斜めにして設置しておいて、ちょっとアングルに遊びを入れてみました。

余談ですが、グリーンスクリーンを設置しある部屋は、機材の操作性が悪いので、機材の操作が楽な方の部屋で、ギター類はグリーンスクリーンを使わずに、撮影しました。

<Heartの今後の予定?>
「Heart」は「Magic Man」も過去にテストで録音してなかなか悪くないんですが、あの曲は曲が長いので、YouTube向きではないかなぁと感じて、仕上げてません。


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