見出し画像

飛行機を飛ばしたい気分!(飛行機ネタの番外編)もちろん、本物です。

皆様なお盆はどのように過ごされましたか?うちは、うちの奥さんの実家に強行軍で日帰りで行った以外は、おとなしく自宅で過ごしていたんですが、ここ数日、5日間くらいでしょうかね。風邪をひいてしまい、寝込んでいました。今日は、やっと少し回復しました。

ということで、音楽活動もあまりできず、風邪をひいて、少し熱はあったものの、「最低限、仕事をしつつ、できるだけ休んで」みたいな数日でした(ちょうど16日から熱が出たので16日はまだお盆だったので、休みましたが、17,18は一応、軽く仕事をしたので)

こうなると制約される生活を送ることになってしまうわけですが、人間、制約されると、自由にあれこれしたくなるわけで、、、(笑)。

ということで(どういうことで?)今日は、音楽ネタから少し離れて、今、思っている願望を書いてみたくなりました。

一応、音楽(バンド)ブログに限定して書いてきたので、あんまり書いてませんが、私は、大の飛行機好きでもありまして、今回は、ちょっと番外編として書かせてくださいませ(まぁ、今後も、普段は音楽ネタで行きますが、気が向いたら書きたいなと思ったので、ちょっと飛行機ネタを挟んでみました。ですので、興味のない方は今回の記事はスルーしてくださいませ)

<飛行機好きな私でありまして、、、写真もかなりやってきていました>
今はあんまりやってませんが、実は、飛行機に関しては「写真撮影」を結構やってきていまして、エアラインの機内から撮影した空撮画像や、自分で操縦して着陸した空港で撮影したちょっと特殊なのもあれば、単に訪問しただけのところも含みますが(基地や農道離着陸場など含むと実は120位はあるはずです。ヘリポートは含まずです)、出張のついでやその他含めて、日本の空港、百数十あるうちの80位は行きましたし、いろんな撮影ポイントも開拓してきました。

後は、空港からの撮影だけではなく、いろんな撮影をやってきたので、マニアが喜ぶような写真もかなり持っています(コクピット内からの写真や自家用機の駐機場から歩いているときに撮影した空港内からの写真も結構あるので、一般の航空マニアの人からしたら「これどうやって撮影したんですか?」というような写真もあります。

といっても、別に違法なことをして撮影したわけではありませんので、いずれ別のブログで公開しようかなとかも思っていますが、数が多すぎて整理がついていないんですよね。

ということで、飛行機(航空)写真は、エアライン、ミリタリー、ヘリ、小型機、空撮、機内撮影、編隊飛行の撮影などいろいろやってきました。ボランティアですが、航空誌(会報)のカメラマンをやっていたことも実はあります(笑)。

で、はじめはフライトシミュレーターをやっていたんですが、そのうち、若いころからの念願でもあった「やっぱ免許取って、自分で飛びたいな」と思い、それも実現しました。と言っても、特にパイロットを「かっこいい」と、思ったこともありませんし、「あこがれた」とかということはありません(たぶん制服が苦手なので…笑)。ただ、飛行機を飛ばしてみたかったのはありますね。これはぜひともやってみたかった。で、前にちらっと書きましたが、アメリカで免許を取り、日本の免許も書き換えで取りました。

まず、お約束を一つ。小型機といえば、日本では「セスナ」とか「セスナ機」と言いますが、セスナとはメーカーの名前です。車でいうBMWとかTOYOTAとかと同じです。ですので、セスナの免許というのはありません(笑)。これ、どうしても書いておきたかった(笑)。最近はましになったけど、記事とかですらそういう書き方をしてるケースも多いので、念のため。

で、これらの小型機一般について、一般的には「ジェネラル・アビエーション(略してGA)」とか「小型機」とか呼びます。で、私のもっている免許は「FAA Private Pilot License」です(日本では「自家用小型機操縦許可証」だったかな)。航空身体検査も受けていますので、FAAの管轄エリア内と日本であれば、今、今日も飛ぶこと自体はできます。

で、飛びたいといっても、自分の飛行機があるわけではないので、今、今日、飛ぶわけにもいきませんし、今日は、体調的には、音楽活動も無理なので、久しぶりに過去の写真やら動画を見て楽しんでおりましたので、それを記事にしてみました。

ということで、今日は、深い意味はないので、適当に写真を貼って、コメント書いてみました。もし、普段うちのブログに来られない方、始めてこられた方で飛行機好きな方などがおられましたら、ぜひ、そういう方もコメントくださいませ(プロではありませんが、質問もありましたらぜひお書きください。わかることならお返事いたします)。

では、無作為に選んだ写真たちです!まぁ、よかったら楽しんでいただけましたらと思います!

アメリカで訓練していたころに飛ばしていた機体セスナ152のコクピットの画像です。これは地上に駐機している時の画像ですね。こいつ、パワーがなくて、なかなか上昇してくれなかったな。エアラインの機体だと2分くらいで上がってしまう高度まで上がるのに15から20分もかかった記憶があります(笑)。
こいつは別の機体ですね。パネルが割れていますね(笑)。訓練で使っているような機体は、だいたいどれも古いんですよね。そういえば、操縦しているときに、勝手にドアが開くような古い機体もありましたね(笑)そういうときは、しれっとドアを閉めます。シートベルトもしてますから怖いとかはありません。私は個人的にはエーシェントエアプレーン(古代の航空機)と呼んでいました。ちなみに、これもセスナ152のコクピットです。152は4つくらいは操縦したかな。狭いんですよね。この機材。

AIが傾いているので、左旋回中で高度は1000ftですね(これはたぶん、左席で別の人が操縦しているときに撮影したんだと思います)
知人、大先輩のベテランパイロットの方が所有されている飛行機です。この方の「はよ、免許取って来い」の一言で、「そうだな」と取得を決めました(笑)。これはかなり飛ばさせて頂きました。ほんとにいい飛行機で、思い出深い飛行機です。今でも現役で飛んでおります。ちなみに機種はボナンザA-36と言います。
アメリカの某空港です。この空港は夜に降りてくると、滑走路の上によくキツネがいました。滑走路のわきに住んでいたようです。親子で走っているのも見たことがあります。
アメリカのディズニーランド(行ったことはありませんが、よく近くの上空を飛びました。真上は飛行禁止です)
これはフレンチバレーだったかな。最近、読んだ記事で事故があったとか読んだ。ここはパイロット同士で自己申告(交信)して着陸します(管制塔はありません)
アメリカの空港は、小さい空港だと、夜に降りる際、自家用機のパイロットが無線で滑走路のランプを遠隔で点灯させることが出来たりします(笑)。
これはグアムで飛んだ時の写真ですね。窓を開けてバンクして撮影してますね。
これもグアムですね。そういえばカルフォルニアの沿岸沖で訓練しているときに、鳥が集まっているので、高度を下げてみたら、クジラの群れがいたこともあったな。
グアム国際空港です。我々小型機は普段は右側の短い滑走路を使いますが、大きな飛行機が来ないときは、左に降ろしてくれることもありましたね。まぁ、右でも小型機には長いので、3回くらいは離着陸できるくらい無駄に長いんですけどね(笑)しかし、この写真、どっちの滑走路にもよってない中間にいるのがおかしいし、高度も高いな。この後、どっちに降りたんだろうか。それとも横切った時に撮影したのかな(笑)。
これはセスナ172のコクピットですね。グアムで飛ばしていた機材です。
夜のグアム国際空港へのアプローチの写真です。これは、「グアムの夜景の撮影」と「高い高度で月を撮影してきて」と頼まれて、知人のプロのパイロットの人と飛んだ時に撮影したものです。ですので、別のパイロットが飛ばして私は撮影してました。夜のFlightはたしかに綺麗ですが、小型機だと装備が貧弱なことが多く、その点、少し怖いですね。
ちなみに、この日は雲が多かったですが、夜に雲が多いとちょっと危ないですね。月に照らされていない雲が黒い塊に観え、海だか雲だかわからなくなったりすることもありました(笑)。もちろん、管制官のレーダーにはこちらは映ってますから、他機と衝突とかはありませんが、バーディゴになる可能性があるので、やっぱ、あぶないですね。
これはヘリから撮影しました。ヘリも飛ばしましたがとても楽しかったですね。

前輪が出ていない着陸!(よく見ないとわかりませんが)

これはとっても貴重な写真です。まず、今は、ほぼ飛んでいないボーイング727であること。
もうひとつは、なんと「前足が出ていない」ということです。これ、グアムで飛んでいるときに、他機の無線を聞いていたら、「なんか前足が出ないと言ってるぞ」となり、「空港が閉鎖になったらやばいからさっさと降りよう」ということになり、先に、着陸して、待ち受けて撮影しました。

かなり頑張って空中で不具合修復に時間をかけ、燃料を投棄したのち(大型機の多くはこういう場合、燃料を海上で投棄します。気化するので環境には影響しません)に、降りてきましたが、改善されず、結局、この状態で降りてきました。

下で見てましたが、見事な着陸で、ちょっと火花が出た程度で、なにごともなく着陸させていました。翌日アメリカでもニュースになっていました。この後、私の教官の一人が、この機材のパイロットになりました。まだ飛んでるのかなぁ。
これはゼロ戦(A6M zero)の画像です。戦時中の写真ではなく私が加工したものです。撮影したのは、小牧でしたね。たまたま私用で小牧に立ち寄っていた時に、このゼロ戦の関係者の知り合いから「明日、小牧に行くよ」と、聞いたのでそのまま延泊して空港の駐車場から撮影したものです。

その後、このパイロットの人や関係者のひとたちと一緒のホテルに泊まって、翌日、知人の飛行機で、ゼロ戦と編隊飛行をして大阪八尾まで飛びました。その時の写真も持ってますが、それは、ちょっと非公開扱いなので、今回は、これをアップしました。
これはエアラインから撮影した富士山です(言わんでもわかりますけど)。ちなみに客としてエアラインにのるときも、機内で無線を聞き、かつ、i PadとGPSを使っているのでCAさん以上に今どこをどの高度で飛んでいるのかも把握しております(787だけはGSPが通らないのでこれができないんですよね。もちろん、これ違法ではありません)。

これを普段からやっていたおかげで、よく搭乗するコースであれば、遅れそうなときなどはすぐにわかりますし、到着前からゲートも把握しております。

ただ、クルー並みに忙しいんです。新幹線の場合は、ただ、乗っているだけですが、飛行機の場合は、乗る前から気象をチェックし、途中で交信するであろう無線周波数も事前に調べてから搭乗するので、結構、忙しいのです(笑)。

このおかげで出張時の移動が飛行機の場合は、退屈することはありませんでしたね。飛行機は乗っている時も楽しいんですよね。(たまに隣の席に航空関係者やクルーの移動Flightの人と一緒になったりして会話がはずんだりもありましたね。航空関係者はなんとなくわかるんですよ。なにしろ、エアラインは、国内線だけでここ15年で500フライトくらいは乗りましたので)。
自宅の屋根の上から撮影した一枚 6月だと、こういう角度で写真が撮れます。自宅の上を毎日飛行機が飛んでる環境ですので、飛行機好きになったのかなと。

周りのパイロットも「近くに空港があった」という人は、やはり多いですね。一定の率でそういう話を聞きます(騒音問題はあるかもしれませんが、そういう人が多いのも事実ですね。ちなみに騒音は、私が子供のころと比べたらめちゃくちゃ軽減されましたね)。
これは富山のどっかの山です(すみません山の名前にくわしくないので)。長野松本空港から富山に飛んだ時に撮影したものですね。エアラインではこういう風景はあまり見れませんね。小型機では、そんなに高度を上げられないので、山岳地帯を飛ぶときは、こんな感じですね。揺れますけど、綺麗です。
北海道の有名な山。名前を忘れました。これは丘珠から白老に飛んだ時の画像ですね。北海道には、無名の小さな飛行場がたくさんあります。あまり有効活用されていないのが残念です。
日本では北海道のFlightは最高ですね。美しいですし。小型機用の空港が多いのがいいですね。まぁ、冬場は飛べませんが。
大阪八尾空港上空 これは去年の画像ですね。
これは去年の画像です。知人の飛行機で、機種はセスナ172。燃料を自動車用でも飛べるように改造許可をとっているので、燃費がかなりいい。彼と飛ぶとドライブに行くより安く飛べます(笑)。この時は、神戸空港から神戸空港に飛んだ時の写真ですね(徳島、和歌山、大阪あたりを一周して神戸に戻りました1時間くらいのFlightだったかな)。
最近小型機のコクピットのナビゲーション(ガーミン1000)はこんな感じです。これは狭い機内で航空図を広げることを思えば楽ですが、操作には慣れが必要ですね。写真は、去年、大阪から福井に飛んだ時のです。これは上のとは別の機体です。これは、機材はシーラスといって去年、朝ドラか何かでやっていた飛行機物のドラマ「舞い上がれ?」のと同じやつです(私は見てませんが)

最後に補足として書いておきたいんですが、これを書かなかったのは「うちのブログが音楽活動ブログだから」ではあるんですが、もうひとつ書かなかった理由は、日本では、自家用機と言えば「お金持ちの道楽」とか言われてしまうからです。

私の周りには、全国にパイロット仲間がいます。プロの人も、自家用機の人も色々知ってますが、音楽仲間同様、自家用機仲間にもいろんな人がいます。ですので、そういう安易なレッテルで決めつけてほしくない部分もありましてですね。単に本当に飛行機好きで、すごく努力してそれを成立させている人もたくさんいるのを知っているので、ちょっと書きたくなりました。

そういう言われ方をしてうれしい人はいませんからね。では、実際のところどうかといえば、そういう人もいるでしょうが、決してそういう人ばかりというわけでもありません。クラブ所有とか、燃料費割り勘とかいろいろ安くする方法はあるので(ちなみに私はお酒は普段は全く飲まないので、飲む人ほどのお金もかけないほどの金額が飛行機趣味の予算枠です…笑。ですので大人の趣味予算としてはそれほどかけているわけでもありません。ただ、好きなのと、ありがたいことに良い友人が多いだけのことです)。というか、逆に、民主主義なわけですから、お金のもちの道楽であっても別にいいんだとは思うんですが、、、。

まぁ、たしかに免許を取るのには、それなりにまとまったお金はかかりますけど、いい楽器をコレクションするよりは安いかもしれません(笑)。私も「お金持ち」とは言い難いです。ただ、妻、家族の理解があったのでできただけです。後は、何年も計画して努力してやったことなので。

まぁ、本人がそれが好きなのであれば、いいと思うんですけどね。

余談ながら、ジェット機となると桁が違いますけど、プロペラ・レシプロ(タービンは別物)であれば、やり方次第かなと思います。今は、車ですら興味がない人が増えてますからあれですが、まぁ、もし、この世界に興味を持ってくれる人がいればなというのもあって、風邪もあって、今は、音楽もできないので、脱線記事を書いてみました。

まぁ、それはいいとして、最近、あまり飛べてないんですよね。今年は数回程度しか飛んでません。もっと飛びたいんですが、自分の飛行機があるわけではないので自由には飛べずにいます。

まぁ、それで、こうして風邪などをひいてしまったときに、空を眺めていると飛びたくなるんですよね(笑)。人間とはわがままなものですねー。

また、体調が復活したら、今進めている、いくつかのプロジェクトを仕上げに入ります!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?