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Bob Dylan コンプリート武道館

ずっと話題になっていたディランのコンプリート武道館。
Webメディアでの露出も激しかったので、知ってはいましたが、値段が値段なので、買う選択には至らずでしたが、サブスクで聞けるようなので聞いてみましたが、これはやばいですね。

何がいいって、ディランの歌が良いし、選曲が良いですし、アレンジが良いし、バンドが良い。しかも配信レベルでも音質もいい(笑)。

バンドは大所帯ですが、ほんとに良い感じです。

どの曲がいいかと言われても即答は困るんですが、どれもまんべんなくレベルが高い。

今は、Blowin' in the Windがかかってますが、これも渋い。

「ディランって、ライブでは歌い方もアレンジも変えてしまうから、それなりのファンじゃないと、聞いても何の曲かわからないかも」みたいな意見を時々聞く事がありますが、これを聞く限り、私は全然Okでした。

ただ、値段だけが2万2千円とあってなかなか高い。色々付属もあってなので、まぁ、仕方ない価格だとは思いますが、音楽だけでよい自分にとっては、ちょっと高すぎ(笑)。

しかし、これ、発売までの経緯も素晴らしいですね。詳しくはネットの記事でいろいろ出回っていますので、それをお読み頂けばよいかと思いますが、かなり保存状態の良いマルチトラックのマスターテープだったようで、これは見つけた人は卒倒ものだったでしょうね(その記事もありましたが)。その後、15年交渉を続けてやっと発売に至ったそうです。

「アナログのマルチ・トラック・テープはいったんデジタル化され、リミックスが施されソニー乃木坂スタジオのアナログ・コンソールを経由し、DSD(11.2MHz)にトランスファーされた」

個人的には、何を使ったのかとか、技術的なことも知りたいですが、まぁ、それはいいとして、これは、いい仕事をされたなと。この丁寧な仕事には、本気の熱意を感じますね。それも素晴らしい。

ということで、ディランは、アルバムはほぼ全部持ってますし、好きではあるんですが、ディランのファンの方って、すごく詳しいですし、私はそういうレベルではないので、ここでディランについて、特に記事にして書いたことはないんですが、でも好きではあるんですよ。

こうして聞けてたのはうれしいですね。サブスク派ではないんですが、こういうときにサブスクはいいですね。

これはしばらくはヘビーローテーションになりそうです。

しかし、ほんとに良い内容です。個人的にはすごくよかったです。

配信は音が、若干落ちるから、何度も聞いてどうしようもなく気に入ったら買うしかないかな(笑)。ただ、この手のボックスは、もう置く場所がw。


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