あした、あさって。
7月。庭の薔薇が見事だ。薔薇の栽培にのめり込むようになたったのはいつ頃からだったか。門をくぐるとすぐにアーチ型の柵が据えられ赤やピンクの大輪の花がいくつも顔をのぞかせている。
2月の頃、この賑やかな庭を見ることもおそらく叶わないだろと思っていたが、予想に反して状態は安定している。
落ち着いている本人とは裏腹に、ここのところ周りがちょと不穏な様子らしいと聞いて顔をだすことにした。
「何かいろいろあったみたいね」
茶の間でしーちゃんに何となく聞いてみた。
月2回東京からまだ小学校