正月に高校の友達と遊んできた

前に書いた「正月に中学の友達と遊んできた」の続きみたいな記事だ。中学の友達と地元のカラオケに行った後、途中で抜けて高校の野球部の友達がレンタルしているレンタルルームに行った。

最寄駅からレンタルルームに向かう途中に友達からラインが来て、酒とトランプを買ってきてほしいということだった。近くのコンビニに行ったがトランプが売ってなかったので、近くのメガドンキに行った。

一人暮らししていた時にも近くにドンキがあったので時々行っていたが、実家に戻ってからは全然行っていなかったのでかなり久しぶりだ。相変わらずごちゃごちゃしていて、客層の民度?が低そうな印象を受けた。

酒はすぐ見つかりそうだと思いトランプを探したのだが、これが何周しても見つからない。ただでさえ広い店内をぐるぐる回り、ほかの階もあるのかとエレベーターかエスカレーターを探すが、これすら中々見つからない。ようやく見つけたエレベーターで上にいったり下に行ったりして、ドンキのフロアは1フロアしかないことが分かった辺りでかなりイライラしてきた。

結局小一時間ぐらいドンキの店内で酒とトランプを探し回っていたのではないだろうか。真冬なので重装備で暖房の効いた店内を歩き回ったので、身体がムラムラして余計にイライラしてくる。客や店員にまで腹が立ってきた。イライラのやり場がなく、持っていた傘で地面を強く打ち付けたりした。結局頼まれていた酒は見つからなかった(と言うか多分そもそも置いてなかった)ので、適当に缶の酒を買って店を出た。

店を出ると雨が降り始めていた。もう踏んだり蹴ったりと言った気分だ。でも傘を持ってきていたのでまだよかった。そこから10分ぐらい歩いてレンタルルームに到着した。

鍵が閉まっていたのでグループラインに連絡を入れると、1年ぶりぐらいに会うやつが鍵を開けてくれた。久しぶりに会えて少し感動したけど、むこうは飄々としたやつなのでいつも通り飄々としていた。

遅れて行ったので迎えてくれるノリがあるかと思ったが、みんなアマングアスというゲームに夢中だった。広島の友達もすでに帰っていて、会えなくて残念だった。来ると思ってたけど来てなかった奴もいた。それについて色々思うこともあったが、もうそのノリは終わってるみたいだったのでやめといた。

次のゲームからアマングアスに参加した。2.3年前ぐらいに流行っていたゲームで、コロナで大学がリモートだった時期に高校の友達とやったり、大学の部活の友達ともグループ通話しながらやったりしていた懐かしいゲームだ。でも久しぶりなので結構ルールを忘れていた。

鬼と市民?に別れて、市民は鬼を投票で処刑するか、タスクを全部クリアすれば勝ちなのだが、タスクを全クリして勝利したことは今まで何十回もやって1回ぐらいしかなかった気がする。あまりそれは効果的ではないような気がするので、とりあえず鬼に殺されないように(あるいは鬼が他の奴を殺しているところを目撃できるように)走り回っていた。

普段割と観察してるタイプのやつが、このゲームで鬼になった時に非常にうまいこと市民を殺したりしていて、面白かった。観察タイプは勝つための知恵があるのだろう。俺もこいつにあっさりと、誰にも目撃されずに、殺されたりした。

アマングアスに飽きてきて、恒例の人狼に移った。俺がいく前にもやっていたらしいが、やりたいと言ったらなんだかんだみんなノリ来になってくれたし、結局それからずっと人狼やっていたので、やっぱり人狼は安定に楽しいゲームなのだろう。俺の行ってた高校が進学校で、思考力のある奴が多いことも一因かもしれない。

人狼では結構ヘマをやった気がする。特に人狼側の配役になった時に、なんか攻めたくなってしまう気持ちがある。明らかにずれたタイミングで仕掛けてしまったりして、うまくいかなかったし、最終的には点数も最下位だった。あんまり最近人と会っていなかったので、政治的センスが落ちていたのかもしれない。

人狼やってると、俺より賢いやついっぱいいるなー、と思う。自分の推理してることを考えてる奴は大体他にもいるし、自分の理解力が追いつかないような他のやつの推理が正しかったりするので、自力で考えると言うよりは信用に値する考えを持っている奴を探す、と言うようなムーブをとっている。このスタンスは生き方にも反映されているかもしれない。

野球部で集まる時は、前はマネージャーも来てくれてたのだが、付き合ってた奴らが別れたりしたのもあって、最近は来なくなった。というか、誰も誘ってすらいない。男だけの方が楽しいし、深い話できるやん、みたいな空気感がある気がしているのだが、俺は女の子来てくれた方が楽しいので、来て欲しいと思ってる。機会を見つけてこの空気感を変えていきたい。

途中で友達の一人と部屋を抜けて、すぐ近くにあった飛田新地という風俗街を練り歩いたりもした。地元の方にも風俗街があり、マップで見た時にやたら旅館が林立していたので何も知らずに気になって見に行ったことがあるが、この有名な飛田新地の風俗街を見るのははじめてだった。夜遅かったのでほとんど店じまいしていたが、空いてる店もちらほらあった。おばさんと嬢の女の子がだいたい店先に座っていて、前を通ると誘ってきた。女の子は下着みたいな格好で、結構可愛かったので興奮した。友達は社交的な奴なのでおばさんや女の子と楽しそうに話したりしていてすげえと思ったが、俺はほとんど喋れず、気持ち悪くならない程度に口を挟む程度だった。

二十分一万六千円とかするらしい。今はお金がないので行きたいとは思わないし、仮にお金があったとしても一人で行くほどの魅力も感じなかった。ちゃんと対話できる素人の女の子を口説いてセックスする方が楽しそうだし、経済的だ。友達とノリで行ったりする分にはちょっと楽しそうだと思うし、未知の領域ではあるので一回挑戦してみたいとは思う。

最後の方に少しトランプをしてから、解散する流れになった。酒がかなり余っていたので、ウイスキーの瓶と缶の酒がいっぱい入った袋を持って帰った。ウイスキーは鞄に入るし、買ったら高いので納得できたが、缶は重いし大して節約にもならないので後から引き受けたことを後悔した。

まだ薄暗い冬の明け方に解散するのは、非日常感というか、かけがえのなさというか、ありふれているけど特別な何か、みたいなものを感じて少しエモかった。若者、と呼ばれることができるうちに、こんな経験をたくさん重ねられたらいいなと思う。

帰りの電車で3人で帰っていたのだが、中学の同級生にニートいじりされたことを開示したら変に気を遣われて逆に少し嫌だった。もう一人の方も、別れ際に「頑張れよ」とやたら真面目に言ってきてなんか嫌だった。

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