どくたーすなふきん

23歳

どくたーすなふきん

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最近の記事

4/30②「消費者金融借金体験記」

漢字十文字のタイトルになったが、それぐらい固い、深刻な話なのかもしれない。 初めて借金をしたのは確か、一年半前か、二年前ぐらいだっただろうか。きっかけは、サークルと、高校時代の友達との遊びが、ちょうど近くに予定が入って、貯金じゃ足りなさそうだ、ということだった様に思う。 それまでにも、大学に入ってから、何度か、親や祖母にお金を借りたことがあったが、当然気持ちのいいものじゃない。血縁があるからこそ、むしろ余計にややこしくなる危険を孕んでいる様にも思えた。 そして、某消費者

    • 4/30①「正直と嘘について」

      あらゆる徳目とされるものは、実はそれ自体が特別なものとして、元来あるのではなく、現実的な利益を追求するための、原則として、高度に抽象化された概念である、と今は思っている。 前にそんなことにも触れた。 今日は最も一般的な徳目の一つ、「正直であること」「正直でないこと」について考えてみる。 当たり前の様に思えることを、今一度点検することで、何か新しい発見があればいいな、と期待している。 正直であることの、何が良いのだろうか。これについて考えるにあたって、対偶の、嘘をつくこ

      • 4/29[2]「勤勉であることについて」

        「勤勉」であることというのは、あらゆる社会において、一般的に最も徳目として認識されているものの、一つなのではないだろうか。 そんな「勤勉」であること、またそれを含む、人生における徳目とされること、について今思うことを書いていく。 さて、根本的な話、勤勉であることの、何が良いのだろう。これについて考える出発点として、最近考えていることがある。 あらゆる徳目、というのは、何かこう、最初からそれがあるわけではなくて、あらゆる側面の統一として、その徳目に至る、という発想とでもい

        • 4/29「考えるということについて」

          「考える」ことを考えてみる。すでに今ある力を点検し、より強くなることを目指す。 考える行為、というと、どんなことを思い浮かべるだろうか。本を読む、執筆、計画立案、視覚化。それらはもちろん、不必要な行為ではないし、最終的には、考えるということは、これらのいずれかの形で表出されることが多いと思う。 だけれど、これらがすなわち、「考えること」であると言えるのだろうか。これらは、自分や、他人に、明晰に自分の思考を認識させようという試みであって、「考えること」そのものではない様な気

        4/30②「消費者金融借金体験記」

          4/28[2]「移動や旅をすることについて」

          今、久しぶりに、最寄駅のホームにいる。久しぶりといっても、せいぜい一ヶ月弱とか、その程度だろうが。それでも、この二十三歳というこの歳で、今までの経験を踏まえても、少し珍しいぐらいのスパンが、空いたのじゃないだろうか。 暮らし慣れた、歩き慣れた街を、電車に乗り離れていく。そのことに、どこか自分の中に高揚感を感じている。そんな、地元を離れ、別の街へ行くこと、について書いていく。 ちなみに、今日は二本目のnote執筆だ。これははじめての試みじゃなかっただろうか。自分で思ってた以

          4/28[2]「移動や旅をすることについて」

          4/28「玉・鏡・剣。三種の神器について。」

          最近これらの概念について、よく考える。「三種の神器」の歴史などはよく知らないが、この三つの物に象徴される、概念的なものが、なんだか普遍的で、大事なことのように、今は感じている。その「感じ」をなんとか言語化していきたい。 俺はこれらの物を、今はこう捉えている。 玉ーフロー 鏡ー対話 剣ー力 これらについて一つずつ解説していきたい。 玉は、フローのことである。勾玉のオタマジャクシのような形を見ていると、それは動きのあるものの様に見える。 フローとは、今この瞬間を生きるこ

          4/28「玉・鏡・剣。三種の神器について。」

          ヒップホップについて

          高校生の時に、MCバトルにハマり、YouTubeでよくそんな動画を見ていた。浪人期ぐらいから、ラッパーの音源もよく聴くようになり、今でもそれは続いている。 ハマる以前は、ヒップホップというと何だか滑稽な印象があった様に思う。輪に入れずに、変に開き直って、群れている負け犬、バカ。 だけど、ヒップホップにハマるにつれて、その様な印象は少しずつ変わっていった。自分の信念に忠実な人たち、自分自身や、友達に対して、突き抜けた誠実さを持った人たち、そしてそれ故に、一般社会に適合できな

          ヒップホップについて

          歴史の勉強をしていることについて

          最近は心理や恋愛について書くことが多かった気がするが、今日はやや離れて、学問的な話を。 かれこれ一年半ぐらい、割と継続的にに歴史の勉強を続けている。きっかけは、あるnoteを読み、高校までの教育課程で手に入るアイテムは、あらゆる文化にアクセスするための、資本である、と気付いたからだ。 とはいうものの、俺は高校時代は勉強など全くといっていいぐらいやっていなかった。学校は進学校だったが、入学と同時に、進学校まで行っても、学生や教師にも嫌な奴は全然いるのだということに気付いたし

          歴史の勉強をしていることについて

          母親と過ごした昼間の日記(ビビンバ、水道管ゲーム)

          予定が入れば、平日の昼間から自由に過ごせるのは、親の脛齧りウーバー配達員の冥利だろうか。別居している母親が休みということで、今住んでいる実家に遊びに(?)来た。 母親との関係は、最近は良好だ。俺が幼い頃は、かなりべったりで、俺が一人っ子で当時は友達が少なかったこともあり、親子にしてもかなり親密だったと思う。 その後思春期を迎えるにつれて、だんだんと距離が広がっていき、浪人期あたりに、俺の感情が爆発して、一時かなり関係が悪化した。もう戻れないかもしれないと思っていた。 だ

          母親と過ごした昼間の日記(ビビンバ、水道管ゲーム)

          マッチングアプリにハマっていた頃を振り返って

          一年近く前の話になる。去年の春から夏にかけて、マッチングアプリを結構力を入れてやっていて、十人弱ぐらいの女とデートをした。そして、その倍以上の女とは、電話で話したりもしたし、さらにその倍以上の女とは、メッセージのやり取りをしたと思う。 恋愛をしたいという気持ちは今もあるので、何か手がかりになる部分が見つかるのではないか、という期待も抱きながら、振り返る。 Xには、ナンパ界隈というものがある。有名なアカウントだと、何万人ものフォロワーがいたりして(ほとんどは男だろうと俺は思

          マッチングアプリにハマっていた頃を振り返って

          河合隼雄『コンプレックス』を読んで

          学者が書いた新書だが、なんだか大事なことを書いてそうだけれども、難しくて理解できない、という様なところも多かった。自分がこれまで抱えてきたコンプレックスとも絡めながら書いていく。 確かこの本を書店で見つけてパラパラと読んでいた時に目についたのが、「コンプレックスは、主体性をおびやかすもの」という文章だ。 「主体性」というのは、俺が昔信仰していた『7つの習慣』のキーワードの一つでもあり、今でもそれなりに、人間にとって必要だと俺が考えているものだ。 『7つの習慣』では、端的

          河合隼雄『コンプレックス』を読んで

          「セクシーさ」についての考察

          「セクシーだ」というと、どんな印象を受けるだろうか。小中・あるいは高校生ぐらいの頃だったら、なんだか気恥ずかしかったと思う。 今言われたらどうだろう。男で、セクシーだ、なんて褒め言葉をもらえるのは、よほど容姿に恵まれている男じゃないだろうか。でも、そんなふうに言われたら、やっぱり嬉しいと思う。 そんな「セクシーさ」について、「セクシーさ」とはどういうものか、なにをするものか、ということについて今思うことを書いていく。 なぜこんなことを考えたのかというと、実に卑近なことか

          「セクシーさ」についての考察

          呂布カルマについて

          高校生の時から、好きなラッパー。この人の魅力や、楽曲について思うことを書いていく。 KREVAさんの楽曲も結構聴いているが、一番聴いたラッパーは、この呂布カルマだと思う。 とはいえ、最初から、ハマったのではなかったと記憶している。むしろ、最初は正直なんだかボソボソとよく分からないことを言っている、変な音楽だという印象を受けた。 しかし、なんだかその後も気になり、時々聴いているうちに、段々とハマっていった。流行りの言葉で言えば、「沼る」というやつかもしれない。 そんなこ

          呂布カルマについて

          持つべきものは「健康」と「友達」だ

          ずっとうっすら知ってはいるけど、中々明確に認められない。つい目を逸らしてしまう。そんな人生の真実と今思えることについて。 神経質で、プライドが高い人間。というのは、想像がつくだろうか。これは、俺の自己認識だ。 それが一番現れるのは、「自分の間違いを認められない時」だと思う。他の人に責められ、間違いを認め、謝る、という、やるべき行動が取れずに、その場から逃げてしまう。そんな場面が、思い当たるだけでも今までの人生で幾度もあった。 なんでこんなことを書くのかというと、これが、

          持つべきものは「健康」と「友達」だ

          大学を辞めたことについて

          あんまり思い出したくも、考えたくもないことだが、まとめておかないことには、人に説明したりできないので、書いていく。 一浪の末大学受験に失敗した俺は地元のFラン大学の文系学部に進学したが、そこでもうまくいかず、色々あって中退した。 大きな理由は、授業に出られなかったことだと思う。確か二年生の中盤ぐらいまでは、コロナの影響でリモート授業ばかりだった。俺はその時点で、授業を視聴できなかったり、課題が出せなかったりして、取れない単位が多数あった。 やがてコロナ禍が終焉に向かい、

          大学を辞めたことについて

          大学時代のテニスサークルのこと

          部活を辞めた後、最後まで所属していたのはソフトテニスサークルだった。テニスサークルとは言ってもゆるいサークルで、テニス未経験者が半分ぐらいだったし、テニスをするのも週一で自由参加、月一のイベントだけ来るメンバーも結構いた。 俺はスポーツは好きだし得意なので、テニス自体は楽しかったが、人間関係についてはいまいち打ち解けられず、どこか疎外感を感じながら過ごした。思い返してみれば、この様な状況は今までの人生でも何度も経験している様な気がする。 スキルを磨いて、必要とされる一定の

          大学時代のテニスサークルのこと