作家・ライターはドラえもんになろう!編集者が常に悩んでいる3つのこと
「ドラえも~ん、助けて~!!」
国民的人気アニメドラえもん。
ドラえもんがのび太の悩み解決のために取り出す
ひみつ道具の面白さが人気の秘密。
「どこでもドア」「タイムマシン」「もしもボックス」など、
自分もあんな道具がほしいと思ったことが、誰でもあると思います。
実はドラえもんのように
「相手の悩み・問題解決の手伝いをする」というスタンスが
作家・ライターが編集者と長く付き合うために使えます。
なぜなら編集者は常に3つの悩みを抱えているからです。
あなたも自分の悩み解決を一生懸命手伝ってくれる人がいたら
ドラえもん同様手放したいとは思わないですよね。
そこで今回は編集者が常に抱えている
3つの悩みをお話していきたいと思います。
■編集者が常に悩んでいること①
企画出しのノルマがある
前回の記事で編集者の仕事の中身についてお話ししましたが
その中でも特に重要なのが「企画を立てる」ということ。
これが無いと何も前に進みません。
そのため編集者は毎週のように企画会議をしており
そこで斬新なアイデアを提案する「企画出し」のノルマを課せられています。
例えば毎週3本の企画ノルマがあったとします。
最初の頃はアイデア出しも問題ないでしょう。
でもこれが1ヶ月で3本×4週=12本、
1年で12本×12ヶ月=144本のようにどんどん増えていったら
毎回新しい企画を出すのは難しくなりますよね。
だからこそあなたがドラえもんになってあげましょう。
編集者の代わりに
「こんな企画を考えました」と提案してみてください。
その姿勢に好感を持ってくれますし
何より本当に面白い企画であれば、即採用される可能性があります。
■編集者が常に悩んでいること②
時間がない
編集者が面白いアイデアを考えたとします。
でもアイデアは所詮アイデア。
その肉付けやエビデンスを集めるためには
きちんと時間を取り、取材することが必要です。
でも編集者には忙しすぎて綿密な取材をする時間がありません。
「めまぐるしく変わる世の中について行くためには、
(情報収集のために)まず外に飛び出すことです。
(情報の)量とか質といった問題は、その後からついて来るもの」
と吉本興業の元社長の中邨秀雄は言いました。
編集者の代わりに足を使って情報収集し
そこで出会った情報やアイデアを提供してみましょう。
その姿勢に一目置かれること間違いなしです。
■編集者が常に悩んでいること③
新しい人脈がない
忙しい編集者は「面白い人はいないか?」「斬新な企画はないか?」と
ついついインターネットで調べがちです。
でもインターネットはたしかに便利ですが
希少なものこそ実はデジタル化されていないのが現実です。
あなたも本当にとっておきの話があるときは
SNSでつぶやいたりしないですよね。
人は本当に重要なことはネットで開示することはありません。
そこで必要になるのがアナログの人脈です。
編集者は常に人脈に飢えています。
だからこそ
「財テクネタならAさんという優秀な人がいますよ」、
「不動産ネタならBさんという人が注目を集めています」
などのように編集者の悩みに合わせてあなたの人脈を紹介してあげましょう。
こうすれば一石二鳥。
編集者もあなたの知り合いも両者とも喜んでくれます。
また「情けは人のためならず」のことわざの通り
人にした親切がいずれ自分に戻ってきて
あなたも大喜びすることに繋がっていきますよ。
■まとめ
編集者は常に悩みを抱えています。
だからこそその悩みに寄り添い、ドラえもんのように助けてあげましょう。
毎回、正解が出せる訳ではないでしょう。
でも編集者の悩み解決を手伝おうとするあなたの姿勢は
必ず相手の気持ちを動かします。
人は応援してくれる人に好感を持つ生き物です。
その好感があなたの夢の手伝いをしてくれると私は確信しています。
少しでも多くの方のお悩み解決のため頑張ります。 いただいたサポートはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!