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3秒でわかる!相性の良い編集者の探し方

おかえり。今日もあなたに会えて嬉しいです。

さて今回は前回の続きとなる
相性の良い出版社を見つけたあとにすることをお話しします。

突然ですが、あなたは結婚相手に何を求めますか?
実は作家にとって出版とは「結婚」に近いものがあります。

たとえばあなたは独身で、素敵な人に出会ったとします。

その際、お相手はとても安定感のある会社に勤めていることがわかりました。でもだからと言って「すぐに結婚相手として合格!」とはならないですよね。

相手の趣味・交友関係・金銭感覚など、人柄をきちんと見極めてから
その上で「相性も良さそうだから結婚しよう」と思うものです。

出版もこれと同じです。

素晴らしい出版社というだけでなく
実際に担当してくれる編集者との相性を見なければ
あなたのコンテンツの魅力を充分に発揮することができません。

そこで今回は、あなたの作品の出来の良さを左右する
相性の良い編集者の見つけ方をお話ししたいと思います。



■そもそも編集者って見つけられるの?


作家志望の方によく聞かれるのが
「編集者って見つけられるの?指名して良いの?」という質問です。

結論から言うと「はい&YES!」。
めちゃ簡単に見つけられ、なおかつ絶対に指名すべきです。

ただしちょっとした探すコツが要ります。
でもその手間を掛けるだけで相性が良い編集者が見つかり
なおかつベストセラー編集者も見つけることができます。

慣れれば3秒で探せるようになりますので
やらない手はないと私は思います。

出版は運ゲーではありません。
編集者は出版社ガチャにせず、絶対に自分で指名すべきです。

■相性の良い編集者を見つけるコツ①奥付を見る


どんな本でも巻末に「著者・書名・発行者・印刷者・発行日」などを示した奥付という部分があります。
実はこれをよく見ると編集者の名前が書いてあることがあります。

編集担当・編集者などと書かれていることが一般的。
ちなみに編集協力というのはライターさんの名前となります。

自分が書きたいジャンルの本・好きな本をチェックしてみてください。
あなたが好きと思う本の編集者なら、あなたと感性が合っている可能性が高い。気になる本をチェックして、何度も同じ編集者の名前が出てくるなら相性の良い編集者と言えるでしょう。

■相性の良い編集者を見つけるコツ②まえがき・あとがきを見る


意外と見落としがちなのが、まえがきやあとがきの記述です。
特にビジネス書においてはこの部分に
「編集者の〇〇さんのおかげで・・・」などと
実名入りで感謝の言葉が述べられていることが多いです。

お礼の言葉と共に編集者の名前の記述があります。

ちょっと読み込むだけで簡単に見つけることができるので、やってみてください。意外と好みの本は同じ編集者の名前が出てくることが多いです。

■相性の良い編集者を見つけるコツ③インターネットで検索する

奥付やまえがき・あとがきを見ても編集者がわからなかった場合は
インターネットが使えます。やり方は簡単。

検索エンジンで「あなたが気になる本のタイトル+編集者」で検索したり
気になる本の著者のブログやSNSをチェックすれば良いのです。

特に本の発売日近辺で、著者は編集者と絡みがちです。
編集者と絡んだ投稿や名前の記述が出てきたりします。

■まとめ


作家にとって出版は結婚と同じです。
相手の家柄=出版社の規模だけを見るのではなく
編集者との相性までチェックするのが大切です。

書籍コンテンツは早くて半年、長くて数年掛けて作り上げるものです。
だからこそ相棒となる編集者との相性は何より大切となります。

「備えあれば憂いなし」
昔から言われることわざのように、事前準備はとても重要です。

ぜひいきなり出版する前に編集者を選ぶ事前準備に取り組んでください。

なおその編集者と会うための事前準備も沢山ありますので
それはまた別の機会でお話ししたいと思います。

楽しみにしてくださいね。

少しでも多くの方のお悩み解決のため頑張ります。 いただいたサポートはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!