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凡人なのにベストセラーを出す人が押さえている2つの秘密とは?

「重版」
あなたはこの言葉を知っていますか?

本の売れ行きが良く、増刷する際に使われる言葉です。

実はこの重版になるかどうかが
何冊も本を出し続ける作家になれるかどうかの分かれ目になります。

なぜならざっくり分けると
出版社にとって初版は赤字、重版は黒字だからです。

プロ野球のバッターが何度もチャンスで三振すればクビになるように
作家も重版という結果を出せなければ、赤字作家と見なされ
次のチャンスが来なくなります。

そんな重要な重版ですが
実はあなたの実力だけで決まる訳ではありません。

むしろ重版するかどうかは
①    あなたが書けるテーマ
②    編集者の選び方
この2つで7割方は事前に決まっています。

そこで今回は、凡人なのにベストセラーを出す人が押さえている
2つの秘密のポイントについてお話ししたいと思います。

■ベストセラーの秘密①売れる書籍のテーマを押さえている


あなたは何部、本を売りたいですか?
5,000部、1万部?それとも10万部?あるいはミリオンセラーでしょうか?

2万部でもベストセラーと言われるこの時代ですが
実はあなたが書く本のテーマで、ある程度いくら売れるかのパイが決まっています。

『人生がときめく片づけの魔法』『生き方』などの
ミリオンセラーを連発したサンマーク出版の植木宣隆会長は
「思うことからすべては始まる」という書籍の中で
大ヒットする書籍に共通する5つの要素を述べています。
Amazon.co.jp: 思うことから、すべては始まる : 植木宣隆: 本

①    驚きを生むタイトルになっている
②    心と体の癒やし、健康に関わっている
③    それを読むことによって、読者自身が変われる
④    田舎でも売れる本になっている
⑤    女性に応援してもらえる本である

これらを統合すると「病人のお見舞いに持っていける本」とのこと。

もしあなたが書く原稿のテーマが上記に当てはまるなら
ベストセラーの入り口を押さえていると考えてよいでしょう。
(お金・ダイエット・語学も優良テーマです)

でもこれがすべてではありません。

マイナーなテーマしか書けなくても
編集者の力を借りると一発逆転ホームランを出せる可能性があります。

■ベストセラーの秘密②エース編集者と組んでいる


一口に編集者と言っても、実は2種類の編集者が存在します。
それはエース編集者と普通の編集者の2種類です。

普通の編集者とはいわゆる普通のサラリーマン。
仕事として出版をなりわいとしている人で、このタイプと組んでも本を出すことはできます。ただし売れるかどうかは運次第。

しかしエース編集者は圧倒的に違います。

売れることは当たり前。
その上で彼らは「世の中を変える」「世界にインパクトを残す」
ために、まさに命を掛けて作品作りに取り組んでいます。

そんな彼らだからこそ
普通の編集者とは異なる以下の特徴を持っています。

・原稿をブラッシュアップする能力が極めて高い
・一流の装丁家に装丁を依頼できる
・本のレイアウトの着想力が図抜けている
・エースライターに依頼することができる
・出版社の営業もエース編集者の本から強力PUSHしている
・書店員もエース編集者を知っており、良い場所に置いてくれる
・TV局のプロデューサーと繋がっており、取り上げられやすい
・SNSのインフルエンサーへのコネクション力が強い
・上記の結果、毎回重版する(普通の編集者は作品の2割程度が重版)

いかがでしょうか?

エース編集者は良い本を作るだけでなく
売ることにもとんでもなく努力を注ぎ込んでいるのです。

その結果、同じ本を出すというスタート段階から
三歩も四歩も普通の編集者よりもリードしています。

たとえあなたの書けるテーマが売れないテーマでもだいじょうぶ。
その無理をねじ曲げて重版させてしまうのが、エース編集者の腕の見せ所です。

あなたが書籍を出版する際は、ぜひエース編集者とコンビを組んでください。

でもエース編集者が自分に興味を持つ訳がないですって?
だいじょうぶです。

たとえあなたがどこにでもいるような凡人であっても
次からお話しする3つのポイントを押さえれば
エース編集者もあなたに興味津々になります。
(私もこの方法でダイヤモンド社から本を出しました)

書籍出版という夢を実現するためにも
凡人が押さえるべき3つのポイントをぜひチェックしてください。

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