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また何度も読みたいと思った方のnoteを集めたマガジン。応援と好きという気持ちを込めてます!
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2021年8月の記事一覧

生きる、はたらく、しごとする

「雨水は下へ下へ流れるもの。わたしらがこの地を借りて住まわせてもらってるんだから。せめて雨水のじゃまにならないように葺かないとね。無理に水の道筋を曲げるとね、水が滞ってろくなことにならないから」 「ここはね、山からの風が強いから、北側の軒に少し細工をするの。どれくらい空けるか?って、感覚だしなあ。気持ち、空けるの。気持ちね。そうすると台風のときも風が向こう側へ抜けるからね、少し安心なんだよ」 その土地を知る職人が放つ言葉には、説得力がある。あとから来たのは自分たちなのだか

私の「呪い」が解けたとき

つい先日、30歳になった。 意識していなかったといえば嘘になるが、あっさりと30代を迎えた。私は社会人8年目、現在4社目の会社で働いている。 仲間内で書いてみよう!ということになり、このテーマに筆を執ってはみたものの、今回のテーマである「#私らしいはたらき方」という言葉を見て、戸惑う自分がそこにはいた。 今の自分を表す適切な形容が思いつかない。これまでならスラスラと思いついていた「シナリオ」「筋書き」が、頭の中にない状態だ。 自分史上、いまが一番「私らしく」働けているは

私には、私がいるから大丈夫

朝の満員電車で聴いた
 the pillowsの「funny bunny」が
 ここ最近の中で、何よりもエモかった。 満員電車で泣きそうになっている私。 これがドラマだったら、私が主演で視聴者が これまでの私の日々を見てくれているので 
一緒に泣いてくれる感動的なシーンになると思うんだけど、視聴者はいない。 だからひとりで噛み締める。 でもさ、こういう自分にしか分からない感動ってめちゃくちゃエモくないですか? 先日、会社を退職した。 詳細は以前の記事に書いてます ↓