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3/6〜10の日記

3/6
少し仕事が落ち着いたので、ワンピースの最新刊を読んだ。絶望に次ぐ絶望。本誌を読んでいるので、この先の展開を読み進めるのがあまりにもつらい。尾田先生は伏線回収のプロだ。全ての絵に意味を込めている。そことそこが繋がるのかと驚いてばかりいる。漫画はエンタメのため、読者にワクワクと驚きを届けられる尾田先生を心から尊敬している。自身もたまに小説を書いているのだが、尾田先生の足元にも及ばないほどお粗末なものだ。たくさんの人に驚きとワクワクを届けられるようたくさんのものから吸収していく。その積み重ねがきっといい作品繋がると僕は信じている。

3/7
蔵前で編集者とライターが集まるイベントが開催されていたので、足を運んだ。今回のイベントはテーマは「インタビュー」のため、インタビューにまつわる様々な話が繰り広げられていた。いいインタビューとはなんだろう。業務委託で携わっている会社は、成長と気づきというテーマを掲げている。気づきを与えるインタビューはコーチングのようだ。相手が返した返答について「なぜ?」と深掘りを繰り返す。そこで自身がやっていることの意味を見出したり、今後どう生きていくかを一緒に考えたりする。答えはいつだってその人自身の中にしか存在しない。誘導された質問の回答は行ったのではなく、言わされていると言っても過言ではないだろう。時に沈黙を恐れずに、相手の深みへと潜っていく。そんなインタビューができるようになったらいいなと思った。イベントを終えてから蔵前のNuiに足を運んだ。ここは初めて東京に一人旅した際に宿泊したゲストハウスだ。一階はバーになっており、いろんな国の方と交流しながらお酒を楽しめる。深夜まで飲んで、その後4時まで仕事をして、10時のチェックアウトに間に合うように起きたのを今でも覚えている。今回は知り合いと酒を飲み交わした。対話とは双方向から言葉のやり取りが交わされるものを指す。一方的に話す行為はスピーチだ。くだらない話や真面目な話などとにかくたくさんの話をした。帰路、隅田川から見えるスカイツリーが美しい光を放っていた。

3/8
確定申告が終わらない。インボイスの対応もあるので、非常にめんどくさい。気分を変えるためにバーに足を運んだ。来店当初はほとんど人がいなかったのに、気がつくと人で溢れていた。ビールを楽しんでいると初めてきたという方を店員さんが繋げてくれた。採用マーケティングの仕事をしている方で、採用市場の話をお伺いした。最近の採用コンテンツは「挑戦」という文言を使い過ぎているような気がする。挑戦する人がいるのはありがたいことだ。でも、全員が挑戦したいわけでなく、挑戦する人を支えたい人だっている。そういう方に向けたコンテンツが少ない。どんな組織もパレートの法則からは逃れられない。そのため、挑戦できると知って入社した人もいずれは挑戦しなくなって、支える側に回るのがオチだ。言葉の定義は人それぞれだけれど、そもそも新しい仕事をすること自体が挑戦だ。そのため、挑戦していない人はいない。求職者にとってどんな情報が必要なのか。また敢えて挑戦を強調した尖らせたコンテンツでたった1人を採用するのかを適宜考えながら仕事するようにしたいと思った。

3/9
お世話になっている古着屋さんが1周年を迎えたため、お祝いを兼ねて顔を出した。周年イベントが開催されていることもあり、店内にはたくさんの人がいた。同じ熱量で欲しい服を探す空間で過ごす時間はとても楽しかった。青色のスウェットを購入し。系列店へと足を運ぶ。最近の古着事情について店員さんとその日仲良くなった人と熱く話した。最近の古着市場はブランド化している。PatagoniaやSTUSSYだから買うなど服を選ぶ基準がブランドになっていて、もっと自由でいいはずなのに敢えて型にハマりいく人が多い。芸能人やインフルエンサーの情報を元に古着を選ぶようになった弊害でもある。これは古着が市民権を得た結果なのだろう。服の楽しみ方は自由だ。そこに文句をつける権利は誰も持ち合わせていない。楽しいならそれでいいし、自分の意見を強要するつもりもない。僕は自分なりの楽しみ方で今後も服を選んでいく。

3/10
お仕事でお世話になっている人と新宿で飲んだ。餃子を食べながら仕事や他愛もない話をした。ゴールデン街に行きたいという話になり、お店を出て、ゴールデン街へと向かった。到着するとたくさんの外国人がいた。外国人用のガイドマップにおすすめとしてゴールデン街が記載されていると聞いたことがあり、そのためなのだろうと思った。1件目は外国人の方と話した。学生時代に映画館で働いていた経験があり、裏話をたくさん聞けて楽しかった。どうやらこの店はかつてタモリさんや三島由紀夫さんがお酒を楽しんでいたお店のようだった。当時よりお店自体は変わったが。お店のレイアウトはずっと当時のまま残し続けているらしい。お店の歴史を残すという行為がとても素敵なことだと思った。お店後にし、「月に吠える」に足を運んだ、店内に並べられている小説を眺めながら、自身が読んできた小説の話をした。大人になってからそういった人と会う機会はほとんどなかったため、文学を話せる人は貴重だ。学生時代はスポーツをするのが当たり前で誰も小説を読んでいなかった。今でこそ小説が好きと言っているが、皆の中で「小説はダサい」と共通認識があったため、友達に小説が好きだと言い出せなかった。文学は隠れて楽しむもの。だが、自身の人生は文学によって何度も救われてきた。隠れて楽しんできたからこそ、語り合える人ができたのが嬉しい。楽しい話をずっと続けていたいと思ったが終電が迫ってきたため、お店を後にした。そして、今度はお互いにおすすめの本を1冊持ち寄ろうという話になった。どんな本を選んでもらえるのだろうか。次に会う日が非常に楽しみだ。

3月も10日を過ぎた。どうやら今年は税務署に確定申告のクレームが多発しているらしい。岸田さんが4,000万円の所得の納税を各々の判断に任されると言ったためだ。僕も4,000万円を稼ぐまでは納税の有無を自分で決めさせてほしい。だが、思い通りにはならないのが現実だ。確定申告の進捗があまりにも悪いので、早くこの呪縛から解放されて楽になりたい。

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