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2022年9月に読んだ本

今月読んだ本の、まとめ!

① 郷内心瞳「拝み屋怪談 花嫁の家」

とても怖いという評判は聞いていたものの、長らく入手困難だった作品が角川ホラー文庫から復刊! 評判どおりの怖さでした。

「拝み屋」を営む主人公のもとに舞い込む様々な依頼や怪談。色々な怪談を収めた短編集なのかな? と思って読み進めていくと...

② 幸田成康「100万人の金属学 基礎編」

1960年代(!)に出版された、一般読者向けの金属学の本の復刻版。

合金の相図や強度、疲労といった工学系の話題に加え、半導体内の電子論のような話も。 流石に内容は古くなっているものが多いようなので、当時の雰囲気が分かる資料として面白い本でした。

③ I. Goodfellow, Y. Bengio and A. Courville「深層学習」

深層学習の教科書として定評のある本だったので、いつか読んでみたい… と思っていた本に挑戦。

基礎となる数学知識から、各種の深層学習の方法論まで幅広く説明される本でした。 抽象度が高く、実装に縛られないない記述になっている反面、実際にコードを書かないと抽象的すぎてよく分からない部分も結構ある感じ。「作りながら覚える深層学習」的な具体的な本と併せて読むのが良さそう。

読了後は本棚に置いておいて、「これってあの本に書いてあった話かな?」と必要なときに引き出すタイプの本な気がします。


以上、今月の読書でした!

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