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ジュリア、18才

ジュリア、18才。

安らかに眠りました。
最後までいっしょうけんめい生きてくれました。

ジュリアは三年前に生死を彷徨い、なんとか生きながらえた子でした。あの日から彼女のすべてを受け止めようと決めました。

この一年は介護が必要で、口内にできた腫瘍が破裂して鳴きわめき、血だらけになり、本当につらそうでした。最後の三日は天使のような表情をして穏やかで、寂しがりの彼女はキュンキュンと鳴いて、妻とわたしが交代で付きっきりで抱っこしました。そうやって一緒に寝たり、抱っこしたりする時間をつくってくれたことにただただ感謝です。一緒に暮らせて、家族になれて、本当に本当によかった。


今日、葬儀屋さんに火葬してもらいました。犬のことがとても好きな彼が、ジュリアの亡がらを大事に扱ってくれたおかげでわたしたち家族のこころが軽くなりました。おくりびとって素敵な仕事ですね。

いつもやさしさで迎えてくれて、めいっぱい甘えてくれて、わたしたち家族を守ってくれたジュリア。

今までどうもありがとう。




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