見出し画像

歴史は面白い

こんにちは!
日曜までにnoteを1本書くという目標が達成できて自己肯定感上がってます🤙
日本経済に関心があるのですが、大局を見るためには歴史から学ぶ必要があると思っていたので、こないだ日本経済史に関する本を読みました!

画像1



このnoteではこちらの本を読んで学んだことをアウトプットをします。
歴史全体をまとめるのは難しかったので、特に関心のあった部分を中心にやっていきます!

日本経済の始まりはいつ?

日本経済史について勉強する上で始まりを知ることは重要です。
日本史は旧石器時代〜縄文・弥生時代から学びますが、経済っていつから始まったのでしょうか?

日本経済史の始まりは稲作と言われています。

稲作以前は採集・狩猟・漁労を生業とする食料採集経済でしたが、稲作により米を中心とする食料生産経済に変わったことで食料が保存できるようになりました。

また、共同で効率的に生産して共有しようとする経済活動そのものの考え方もこの時期に生まれます。
さらに保存した食料は奪おうとする人も出てくるので、争いが生まれ勝者と敗者ができます。
これが階層社会の始まりです。

画像2

稲作が争いの始まりとも言われていますよね。
米により保存と交換ができるようになり、階層社会以外にも現代のお金の仕組みや貧富の差が生まれたということです。

稲作により日本経済史が始まり、本格的に日本が経済成長を遂げたのは明治維新です。(ツッコミどころ満載ですが、めっちゃすっ飛ばします笑)

明治維新に到るまでにどのような背景があったのか・どのように改革を行ったのかについてまとめていきたいと思います。

実は江戸時代は超貧乏

明治維新まで、日本は発展途上国という位置付け日本はどのように成長を遂げたのか。
江戸時代終わりから、日本は明治維新と言われる日本史上最大の改革を行いました。
つまり、明治維新が行われたのは必ず江戸時代との因果関係があるはずです。

そこで江戸時代の経済規模について調べたのですが、実は江戸時代の経済規模はすごく小さかったです。
具体的には、GDPが現在の30分の1程度で、同時期のイギリスの4分の1程度です。

画像3

参照:http://honkawa2.sakura.ne.jp/4546.html

なぜこれほど経済規模の小さな国が革命を起こすことができたのでしょうか。理由はいくつかあります。

教育による発展
発展途上国では、成長の過程において教育の遅れが足かせになります。
当時の日本は寺子屋で民間教育を行ったことで、教育を助成し、世界ナンバーワンの識字率を誇ることができました。

人口増加による発展
前回のnoteで書きましたが、経済成長と人口増加は深い関係があります。
関ヶ原の戦い終戦後100年間で、日本の人口は130%増大しました。
兵農分離により、戦がなくなり農業生産力が著しく増加したからです。
結果として食糧生産が増えて、養える人口も増えました。

しかし、急速な経済発展が起こると「加速度原理」と呼ばれる経済の矛盾が起こり必ず問題が発生します。インフレが発生しました。

この問題に対して、徳川吉宗は「享保の改革」を行います。
内容は、緊縮財政、金融引き締め、生産力強化です。
これを見て「あれ?なんか聞いたことあるような」って思った人いると思います。

そうです!アベノミクスの三本の矢にめちゃ似てませんか😎

画像4

参照:https://www.kantei.go.jp/jp/headline/seichosenryaku/sanbonnoya.html

もちろんインフレ政策とデフレ政策という違いはありますが、なんだかとても似てますよね。
このように過去の政策の全体像が見えると現代の政策や指針などが見えてくるような気がしました!

江戸時代にこのようにして徐々に経済成長を遂げたことは理解できましたが、大規模な改革を行うには意識を変えて仕組みを変える必要があります。
国全体の意識を変えた理由は何だったのでしょうか。
答えを次の章でまとめました!

明治維新に着手した理由

意識を大きく変えたのは危機感です。
アヘン戦争に負けた清がイギリスと南京条約を結び香港湾を占領されてしまいます。
ペリー来航などもあり、日本国全体が西洋列強に対して植民地化されてしまうのではという恐れを抱くようになります。
隣の国が占領されたらいよいよ次は私かもってなりますよね笑

この恐怖心が西洋から学び、中央集権国家を作るという意思決定に繋がったのですね。
明治維新については中高の日本史で学びましたが、特に経済との結びつきが強いと感じたことについて挙げていきます。

税収問題の改善
税収問題は地租改正により、土地が私有地となり所有者に地租が課せられるようになりました。
従来の物祖では、農作物の豊凶や価格によって左右されてしまうので政府としても安定した税収入が欲しかったわけです。

税収入だけでなく、土地の私有化により土地の売買やローンが発達し資本主義の発展に繋がったと言われています。
現代の資本主義社会で起こったバブル崩壊やリーマンショックも全て土地の問題ですよね。

身分制度の撤廃
また、当時の欧米では身分制度がなかったので、日本も士農工商を廃止して四民平等の社会を作ります。
本格的に身分制度がなくなったのは戦後ですが、平民の権利が拡大し社会活動への参加が自由になりました。

廃藩置県
欧米のような資本主義国家を作るには、封建的な制度を廃止する必要がありました。
そこで廃藩置県を行い、それぞれの藩が一つの国のような役割をする幕藩体制から、国民国家への移行をしました。

廃藩置県が成功したことで、日本はアジア初の立憲君主制国家を築けました。
また、居住の自由が認められ地方格差問題などの解消にも繋がりました。
居住の自由などは現在の東京都一極化問題にも繋がりそうだなと感じました。

結論・・・明治維新って深い!(多分全然わかってない笑)
歴史は繰り返すとよく聞きますが、まさに現代でも似たような社会情勢や社会問題を抱えている気がします。
そんな時に深い歴史の教養があると、日常の見え方が変わるのかな🤔と思いました。

おわりに

歴史面白すぎませんか?これが純粋な感想です笑

本書は日本史についてザーッと書いてあったのですが、経済に対する関心が深まって観る日本史は高校生の時に見たそれとは全く別物で面白すぎました!
明治維新前後についても興味深いことがたくさん書いてあったのですが、要約力がないので割愛しました(笑)

過去の政策の背景や意図などを理解して現在の共通点を探してみるともっと日常から学びが得られると思ったので、日本経済史の学習を改めてしてみようと思います!

今は小説を読んでるので、来週また1本UPできればなと思っています!
最後まで読んでくれてありがとうございました!