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イタリア音楽院受験

さて、そんなこんなで、イタリアでの感触がとてもよかったので、日本に帰国後しばらくして、先生にメールしてみました。

「留学して、先生のもとで勉強したいんですけど・・・」と。

そしたら、「じゃあ受験してみる?」と。

それで受験することになりました。

でも蓋を開けてみるとそれは大変な道のりだったのです。

そもそも実技が大変

・クレメンティのグラドゥス・アル・パルナッスムから6曲
・バッハの平均律1巻から4曲、2巻から4曲
・スタイルの違うエチュードを3曲
・ベートーヴェンのソナタ全楽章
・ロマン派の自由曲
・近現代の自由曲

もっとなにかあったはず。。。

これ全部通しで弾いたら何分かかるのでしょう。

2時間はかかるんじゃないかな。

あと、音楽史、音楽理論、イタリア語。

もっとあったはず。。。

普通にイタリア人と同じように入試があります。

別に外国人だからどうとか、ないんです。

ピアノの練習もとても追いつかないのに、学科の勉強、というかそもそもイタリア語の勉強なんかできる暇もなく、

学科目はなにもわからなかったので、多分0点です。

でもね、ここで日本と外国の常識の違いが出るんです。

ピアノの先生が、「Ryoは合格」と言ったから、合格になりました。

ここにね、コネクションの大切さがあるんです。

先生が合格と言えば合格、不合格と言えば不合格です、どんなにピアノがうまくても、です。

それが、日本の音大と海外の音大の違いです。

先生との信頼関係を構築してないのに、海外留学とか、無理です。

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