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イタリア在住、ピアニスト。オンラインでピアノと室内楽のレッスンをしています。ピアノ脱力…

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イタリア在住、ピアニスト。オンラインでピアノと室内楽のレッスンをしています。ピアノ脱力法メソッド公認トレーナー(2021年5月から)。現在のイタリアで最もレベルの高い、サンタ・チェチーチア国立アカデミア修了。現在イタリア国立チェゼーナ音楽院伴奏講師。音楽の神髄、本質に迫ります。

最近の記事

3/9 大盛況で終演しました

3/9 奥津国道美術館コンサート 定員オーバーの大盛況で終演しました! みなさまありがとうございました😊 次は大和で3/22にあります! そちらもよろしくお願いします🥹 お申し込みは下記のリンクから! —— 覚張俊介×照喜名良 トロンボーン×ピアノ デュオコンサート 歌うトロンボーン×歌うピアノ ★日時 2024/3/22(金) 開場 19:00 開演 19:30 ★会場 Musica Hidratante 小田急江ノ島線・相鉄線 大和駅より徒歩1分

    • 電子書籍が紙になりました

      紙派のみなさん、お待たせしました! 昨年Kindleで電子出版させていただいた、拙著『器楽曲の分析と解釈 楽譜の向こう側を読む』が、紙媒体になって爆誕しました🎉 Kindleから紙にすぐに移行できるわけではなく、豊富な譜例がうまく反映されない等ありまして、データ差し替えに時間を要しておりました🥹 417ページも書きました。 がんばったんだなぁ🥹 Kindle版はYouTubeリンクを押せばすぐに曲が聴けるのがメリットだけど、 紙版は書き込んだり付箋貼ったり色つけたり

      • なぜ私がイタリア生活をやめたのか

        そんなこんなで、なぜイタリア撤退を決めたのか。 それはもう、イタリアに目的がないからです。 おかげさまでローマのサンタ・チェチーリア国立アカデミアもコロナ騒ぎの中、準首席で修了しまして、 ロックダウンし放題のイタリアに仕事なんてないし、 ま、そんな中でも、なぜイタリアに住みたいか、というWhyがちゃんとあれば、乗り越えられるはずです。 自分にはもう、それはきれいさっぱり消滅してしまいました。 最終的に、これだっという専門領域は室内楽になりまして、

        • 【満員御礼】3/22 覚張俊介×照喜名良 トロンボーン×ピアノ デュオコンサート 歌うトロンボーン×歌うピアノ

          【満員御礼】 おかげさまで満員御礼となりました。 たくさんのご予約ありがとうございました🥹 —— 覚張俊介×照喜名良 トロンボーン×ピアノ デュオコンサート 歌うトロンボーン×歌うピアノ ★日時 2024/3/22(金) 開場 19:00 開演 19:30 ★会場 Musica Hidratante 小田急江ノ島線・相鉄線 大和駅より徒歩1分 ★プログラム ♪サン=サーンス: オペラ《サムソンとデリラ》より『私の心はあなたの声に開く』 ♪リスト: 愛の夢

        3/9 大盛況で終演しました

          3/20大阪 3/31東京 ピアノ脱力法メソッド®︎拡張セミナー

          こんにちは! ピアノ脱力法メソッド®公認トレーナーの照喜名良です。 今回私は、3月31日(日)に東京で開催される、ピアノ脱力法メソッド®の「拡張セミナー」の講師を務めます^^ さて、ピアノのセミナーで、「拡張」と聞いて、いったい何?と思ったかたも、いるかもしれません。 実はこれは、「ピアノ脱力法メソッド® 区分2 ベーシック 椅子(脱力・フィンガートレーニング)」の中に含まれている、「手指の拡張トレーニング」のことなのです。 ピアノという楽器は、当然ですが、

          3/20大阪 3/31東京 ピアノ脱力法メソッド®︎拡張セミナー

          イタリア音楽院で非常勤講師

          そんなこんなで、イタリア滞在も、まさかの長期滞在者になってしまいまして、仕事もするようになります。 母校チェゼーナ音楽院が、ピアノ伴奏講師の募集を始めたのです。 それで、ローマのサンタ・チェチーリア国立アカデミアの、2年目と3年目をやりながら、チェゼーナで仕事するという、学生と仕事の二足のわらじ生活をするようになります。 管・弦・打楽器を担当し、なかでも配属されるのは多かったのは、ヴァイオリン、トランペット、トロンボーン、打楽器でした。 ピアノ伴奏講師というの

          イタリア音楽院で非常勤講師

          1/24 20:00 Facebook live インタビュー

          明日1/24 20時から Facebook liveにて 本番前のルーティンとか やらなくていいピアノ教材とか、 なんかいろいろインタビューされる! お楽しみに!!!

          1/24 20:00 Facebook live インタビュー

          本日1/22 20:00 赤星千草の窓〜feel the voice〜

          本日20時から、こちらの番組で対談させてもらう!

          本日1/22 20:00 赤星千草の窓〜feel the voice〜

          サンタ・チェチーリア国立アカデミアで

          さて、サンタ・チェチーリア国立アカデミアでの3年間は、とても厳しくも本当に充実した時間で、一番実りの多い時期でした。 やっぱり本当に自分のやりたいことと合致していると、苦労も苦労と感じません。 弦楽器との室内楽をたくさん勉強する機会に恵まれ、国内外のトップの学生たちが集まっていますから、正直レベルはほかと比べものになりません。 今すぐCDを出してもいいレベルです。 いや、出してます。 みないろんなところで演奏活動、コンクールなどに挑戦する精鋭揃いで、同じレベル

          サンタ・チェチーリア国立アカデミアで

          【満員御礼】3/9 奥津国道美術館 ミュージアムコンサートトロンボーンとピアノによるDuo Concert

          【満員御礼🥹】 たくさんのご予約ありがとうございました🥹 —— 奥津国道美術館 ミュージアムコンサート トロンボーンとピアノによるDuo Concert ★日時 2024/3/9(土) 開演: 15:00 (16:30終演予定) ※デザートセットは20分間の休憩時に『森のカフェ』にてご用意致します。 ★会場 奥津国道美術館 小田急小田原線 秦野駅よりバスで7分 「宮上」下車徒歩3分 ★プログラム ビゼー: オペラ《カルメン》より『闘牛士の歌』 プッチーニ:

          【満員御礼】3/9 奥津国道美術館 ミュージアムコンサートトロンボーンとピアノによるDuo Concert

          室内楽へ

          さて、オペラの世界から完璧に縁を切った私が向かったのは、「室内楽」でした。 なんだかんだ、アンサンブルは大好きでしたから。 声楽より器楽奏者の方が、情緒が安定しているし、笑 ソルフェージュちゃんとできるし、笑 声楽家さんよりも、共通言語で話せる感じになるんですね、私は。笑 同じ価値観で話せる、みたいな。 それで「器楽奏者しか相手にしません」と言い放ち、 室内楽を専門的に勉強できる場所を探していました。 すると、ローマにある「サンタ・チェチーリア

          コレペティとは何か

          イタリアではピアノ科で入学して3年間、それからオペラのコレペティ科に進み2年間勉強しました。 でも実際はイタリア1年目からオペラの世界に片足突っ込んでいたので、実質5年間やったようなものです。 そこで有り難かったのは、「現場に出させてもらえる」ということでした。 実際、現場に出ないとわからないことだらけです。 現場に出ないと意味がないです。 日本語では便宜上コレペティと呼びますが(たぶんフランス語かドイツ語) イタリア語では”Maestro colla

          コレペティとは何か

          イタリア留学開始

          入学してからも、それはそれは大変でした。 イタリア語の基礎などありませんから。 日本の音大の単位交換とか全くできなくて、音楽理論、和声、対位法、音楽史など、全部イタリアでやり直しました。 なかでも大変だったのは、音楽史で、 教科書とか何もなく、ただただ先生が90分ずっとしゃべってるだけの授業スタイルでした。 板書もなにもありません。 耳からの情報しかないのです。 よく観察していると、日本でやるような音楽史の授業は、受験の前までにみんな終わらせているようでした。

          イタリア留学開始

          イタリア音楽院受験

          さて、そんなこんなで、イタリアでの感触がとてもよかったので、日本に帰国後しばらくして、先生にメールしてみました。 「留学して、先生のもとで勉強したいんですけど・・・」と。 そしたら、「じゃあ受験してみる?」と。 それで受験することになりました。 でも蓋を開けてみるとそれは大変な道のりだったのです。 そもそも実技が大変 ・クレメンティのグラドゥス・アル・パルナッスムから6曲 ・バッハの平均律1巻から4曲、2巻から4曲 ・スタイルの違うエチュードを3曲 ・ベ

          イタリア音楽院受験

          そもそもなぜ、私がイタリアに行くことになったのか

          そもそもなぜ、私がイタリアに行くことになったのか。 その事の発端は大学3年生に遡ります。 大学3年の春休みに、3週間くらい使って、イタリアでマスタークラスがあったんですね、それに参加しました。 90分のピアノレッスン、室内楽レッスンがそれぞれ3回と、演奏会に出演。 あとちょこっとイタリア観光付き。 そこでの感触が、なんだかとてもよかったのです。 空き時間に観光して、グラッパで有名な街バッサーノとか歩いていると、「この感じ住めるな」って、直感的に思ったんです。

          そもそもなぜ、私がイタリアに行くことになったのか

          ピアノレッスンメニューがわかりやすくなりました!

          ピアノレッスンメニューが、より分かりやすくなりました♡ 生涯にわたって楽しく、ピアノライフを送りたいアマチュアのかた ピアノ脱力法メソッド®︎を使って、奏法を一からリフォームし、腱鞘炎など身体の不調から解放されたいかた 正しい指導法が分からないピアノの先生 ピアニスト養成コース(留学含む) 留学・受験のための副科ピアノ コレペティ養成コース(留学含む) 私がピアノを教える上での理念は、 ・先生なしで、好きな時に好きな曲を自分の力で弾けるようになること ・一生

          ピアノレッスンメニューがわかりやすくなりました!