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自己肯定感を高める道のり 第三部⑤:思考は変えられる 

思考は変えられる

前回のアンガーマネジメントは、自分が抱いている感情を、いわゆる思考で理解し冷静にコントロールする方法でした。

人間の心は、感情と思考の二つの側面から成り立っています。
感情は我々の内なる世界を反映し、自然に生じます。
しかし、思考は私たちが意図的に制御し、方向付けることができます。
今回は、ポジティブな思考の力について掘り下げます。

感情の限界

感情は人間の本能的な反応であり、時には我々の生活に深い影響を与えることがあります。
喜びや悲しみ、怒りや恐れなど、さまざまな感情が私たちの心を支配することがあります。
感情は一瞬のうちに生じて、私たちの意識を揺さぶることがありますが、短期間で消えるものが多いです。

思考の力

一方で、思考は感情の制御をすることができます。
私たちは自分の思考を分析し、修正することで、感情による影響を抑えることができます。
思考は意識的な活動で、より積極的で前向きな姿勢を生むことができます。

ポジティブな思考の重要性

ポジティブな思考は、私たちが直面する困難な状況や挑戦に対する力を与えてくれます。
ネガティブな感情に取り囲まれた時、ポジティブな思考を持つことで、解決策を見つけたり、前向きな変化を与えてくれます。

私たちは思考を変えることで、ポジティブな心を作ることができます。
まず第一歩は、ネガティブな思考パターンに気づき、それに対処することです。そこで、心や行動の法則性を明らかにしようとする心理学を使用します。

心理学

心理学とは、「心」と「行動」を扱います。
心は思考、感情などで、行動は個人の行動や反応などです。
心理学は観察、実験、調査などを通じて、科学的に研究されています。

心理療法の効果

心理学の範囲は広く、心理療法の開発や効果の研究もしています。
認知行動療法や対人関係療法などの心理療法は、思考や行動の変化を促し、負の思考パターンの軽減や改善に効果があります。

次回は、認知行動療法(※)という心理療法を掘り下げて、私たちがどのようにして負の思考パターンに陥るのか、そしてそれが私たちに与える影響について見ていきます。
さらに、負の思考パターンを改善するための、具体的なテクニックや実践方法についても掘り下げます。

認知行動療法(※)

認知行動療法は、思考や感情、行動の相互作用を重視し、具体的な手法を通じて肯定的な変化を促す心理療法の一つです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
私の経験があなたに役立つなら、幸いです。




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