初めて付き合った女性とその後の恋。

高校時代は、都立の進学校に通い、マスコミに行きたかったので早稲田大学進学を本気で目指していた。
だから、周りで彼女を作って楽しくしている同級生を横目に受験勉強を頑張った。

どうしても彼女は欲しいけれど、もし彼女が出来たらその女性にハマってしまい勉強がおろそかになり、人生が間違った方向になるのがどうしても嫌で、早稲田大学第一文学部に理屈が通って指定校推薦で入学。大学デビューした。

付き合いたい女性は複数いた。

バドミントンサークルのひとつ年上の先輩の女性に大恋愛して、大学2年の時にお付き合いした。

その彼女はとても聡明で、チャーミングで、明るくて知的で、何を拾っても素敵なヒトだった。

その女性が自分の夢のためにオーストラリアに留学してしまった。
最後のデートでは、彼女は本当に泣いていて、自分も泣いて辛い別れの時期だった。

その遠距離恋愛の間、エアメールのやり取り数回で彼女をおろそかにしていた自分にあるジャッジがくだされた。

ワーホリでドイツからオーストラリアに来ていたバックパッカーと恋に陥り、悲恋だったらしい。

でも、もうその男性の人生観、仕事観には通用しなかったらしい。

彼女の最後の別れのデートはとても辛い思い出で、彼女はこんなに真剣に私を想ってくれる人は、この先の人生で2度と現れない、ありがとうと涙していた。

別れた後はしばし放心状態で3日食事が喉を通らなかった。

その後に目の前にふいに現れた完璧な女性。付き合ったけれど半年で別れを告げられた。

その時は、全く泣けなかった。

そして今、人生を初めて共にしたい女性がいて、まだ数回、数年前に会ったことがあるだけなのに、今生きているモチベーションの全てで、明日生きる理由の女性を見つけた。

その幸せ感を勝手だと、その女性には迷惑をかけたので思われそうだけど、もし万が一彼女に会えたらキチンと謝ってやり直したい。美味しいお酒、少し今日は飲めそうです。こんなことを書ける自分がまだいたから。

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