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自分の人生を生きている。

SHElikesに通い出して半年が経った。

正直、目に見えるスキルが身についたかと言えばそうでもない。
ただ、自分の内面が驚くほど変わっていくことを実感している。

「自分の人生を生きている」とーー。


自分の人生を生きるとは、言い換えれば他人の人生を生きないことであり、人のせいにしないことだと思う。

1年前の私は、あらゆることを仕事のせいにしていた、いわゆるタラレバ娘だった。

「もっと家と職場が近ければ自由な時間が増えるのに」

「土日に仕事がなければ旅行に行けるのに」


でも自分からその現状を変えようとはしなかった。

せわしなく過ぎていく日々にかまけて、自分と向き合おうとしてこなかった。


◇ ◇ ◇

そんな私の人生をポジティブな方向に変えてくれたのは、シェアハウス生活のはじまりと、SHElikesとの出会いだった。

私はこの半年間、いろんな年代の人とオンラインやリアルで繋がった。

つい最近知り合ったばかりの人たちと、自分たちのこれまでの人生について5時間も語ったりした。

その中で私は、自分がいかに”世間の価値観”に縛られていたかを実感することが多かった。


わかりやすいので、”料理”を例に書いてみる。

例えば、料理に関する社会の固定概念。

女性は料理ができないといけない。
ちゃんと自炊しないと健康的じゃない。
料理ができる人はピーラーを使わない。


特に最後のピーラー。

私は料理は嫌いじゃないんだけど、とにかく食材を切るのが苦手で苦手で。

皮をピーラーで剥くのは料理ができない人の象徴で、料理上手はちゃんと包丁で綺麗に剥ける人だと思ってた。

だから、ちゃんと包丁で剥かないとダメなものだと思い込んでた。(笑)


でもSHElikesでいろんな女性に出会って、いろんな価値観を知って、社会を良い意味で批判的に見られるようになった。

誰がそんなこと決めた?と。


私は料理家になりたいわけじゃない。

私にとって大事なことは、包丁で皮が剥けることなんかじゃなくて、仕事や勉強で忙しい毎日でも美味しいご飯が食べられること。

そのためには、いかに手早く楽に美味しい料理が作れるか?の方がよっぽど大切だ。

包丁よりもピーラーが正義だ。


私はこうやって、自分がどう生きたいか?を自然に考えられるようになっていたし、自分に必要な選択肢を選び取れるようになっていた。


※ちなみにSHE代表のえりさんのこのツイートもすごく考えさせられましたね。


◇ ◇ ◇

こうして以前より”自分の人生”を歩めるようになってくると、不思議と周りや環境のせいにしなくなった。

イライラしていた自分もどこかへいなくなった。

それはきっと、自分で自分を肯定できるようになったから。

今いる環境は自分の意思で変えられることを知ったから。

自分で出した答えはこれからの自分を救ってくれる。
by ホタルノヒカリ

どんな答えであれ、自分で考え、自分で導き出した答えは自分の人生をより鮮やかにしてくれると思う。

これからも自分の声に耳を傾けることを忘れずに、自分らしく生きていたいな。

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