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僕のとなりにいるヒッピーカメラマン

2024年3月31日。気付けば、北海道に帰ってきて丸1年が経った。昨年まで埼玉県で過ごしていた僕には想像も付かないような日々を過ごした。大都会から人口約4,000人の街に住むと心も落ち着いてくる。大学生から好きな観光業で仕事を始めたことで北海道と旅行がより好きになった気がする。

仕事が楽しかった要因はもう1つある。人との出会いだ。ふつうに働いてたら絶対に会わなかった出会いが小さな街で味わえたのだ。僕のとなりに座って仕事をする1人の男性。僕の街で地域おこし協力隊として活動している。経歴だけを聞くと、驚くような話ばかり教えてくれる。

彼は別名「ヒッピーカメラマン」高校生の時に北海道を旅してから「大好きな旅をするにはどんな仕事に就けば良い?」から“カメラマン”の道を選んだ。20代は日本を離れ、アメリカやヨーロッパでカメラ1つで仕事をしていた。年齢で言うとフリーランス歴40年。そんな人がコロナをきっかけに小さな街へやってきた。大学生でTABIPPO社員に衝撃を受けたぐらいの驚きと感謝が詰まっていた気がする。

安定など無縁な世界を走り抜いたヒッピーカメラマンが僕に大切なことを何個も教えてくれた。社会人歴の短い僕にとって、刺さる言葉ばかりだった。

人から認められるには「結果」を見せろ!
結果がないなら、スピードを上げろ!

好きなことがわからない?
「好きなこと」って子供の頃に持ってたんじゃないの?

仕事は先に自分で決めるんじゃない?
やりたくない仕事をやり続けるなんて自由じゃないよ。

ヒッピーカメラマンも今年度で任期3年間を満了。来月からはタイなどアジア周辺をプラプラするらしい。一般的な会社にはまずいないだろうあの緩さ。自由に最高の笑顔で生きるヒッピーカメラマンを見て、僕も「好き✖︎得意」を加速させたいと心から思った。

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