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東大生一人旅🇩🇪 巨大ソーセージとハンバーグ【ドイツ・ハンブルク】

こんにちは。

ドイツは10月末から11月の頭にかけて旅した国です。

デンマークのすぐ南にあり、地理的にはスウェーデンの次くらいに身近な国。

僕の祖父や父もドイツで暮らした経験があるので、個人的にも少し縁のある国でした。

ドイツには有名な都市がいっぱいあるので、今回は一先ずハンブルク編。



夜行バスでハンブルクへ

夜のコペンハーゲン

来る10月30日。この日は、コペンハーゲン大学の第1タームで僕が取っていた授業のレポート提出締切日だった。

提出締切日とはいえ、殆どは完成しているし、グループのメンバー間での推敲も完了している。あとは細かい修正だけ。

順調に作業を進め、提出ボタンをクリック。これで第1タームは終了だ。

本当の修羅場はこの後に待っているのだが、取り敢えず第一の関門は突破。初となる留学先での授業で、少し心配してた部分もあったが、無事単位は取れそうだ。

ちょっとした圧力から解放され、プチ慰労旅行への準備を進める。

行き先はドイツ。僕にとってヨーロッパ5カ国目となる国だった。

荷物の準備を進め、夜ご飯も食べ、少し仮眠をとる。夜行バスでの移動なので、少しでも家で質の良い睡眠をとっておきたかった。

2、3時間ほど仮眠をとり、夜行バス乗り場に向かう。油断は禁物といえど、デンマークは夜も一人歩きできる程に治安が良いのが嬉しい。


トンネルで雨宿り

早朝のハンブルク市庁舎

無事ハンブルクに到着。多少慣れたとはいえ、やはり夜行バスの移動はきつい。

しかも到着したのは朝の6時頃。観光するにはまだ早すぎる。さらに小雨まで降ってきた。泣きっ面に蜂だ。

とりあえず、雨を凌げそうな場所がないか探すと、近くに有名なトンネルがあるようだった。行ってみる。

旧エルベトンネル

こちらは旧エルベトンネル。エルベ川の下を通るトンネルで、100年以上の長い歴史があるらしい。

かなり長いトンネルで、ハンブルク市民にとっては重要な地下通路であることを実感させられる。

無粋なトンネルではあるが、とりあえず雨宿りにはちょうど良さそうな場所だ。


ハンブルク観光

ミヒャエルヴィーゼ
ミヒャエルヴィーゼの噴水

しばらくすると雨が止んできたので探索開始。

こちらは道中に通った、ミヒャエルヴィーゼという観光スポットらしい。

たまたまGoogleマップにそれっぽく表示されてたので来てみたが、人が全然いない。

取り敢えず写真だけ撮っておこう。

次に訪れたのはプランテン・ウン・ブローメンという公園。かなり広く、彩色豊かな植物で彩られている。

生憎の曇天だが、晴れの日ならもっと心地よかっただろう。実際犬の散歩などで公園を訪れている人が多数いた。

ハンブルク市民にとっての憩いの場となっていることが窺える。

ニベア本店。外観めっちゃ普通で、一回スルーしかけた
荘厳なハンブルク市庁舎
高々と聳える聖ニコライ協会

街の中心部に戻り、散策を再開する。

道中でニベアの本店を発見。もっとそれっぽい外観を予想していたが割と普通。

ニベアにそこまで深い思い入れはないので買い物はせず写真だけ。

続いて、街のシンボルでもあるハンブルク市庁舎。市庁舎とは思えない、荘厳な造りだ。

ヨーロッパ、市庁舎の建設に力を入れすぎではないだろうか😅。

そしてその近くにある聖ニコライ協会。ヨーロッパを旅するとよく教会を見かけることはあるが、この教会は高さがすごい。

iPhone 12の0.5倍倍率で撮影しているが、普通に撮ろうとすると全貌が収まりきらない。

流石にケルン大聖堂やサグラダファミリアほどではないが、なかなかに存在感のある教会だ。

入場料を払えば教会に登り、街を一望できるらしいが、天気も悪くあまり良い景色を望めなさそうなので今回はスルー。


見事な赤レンガ

こちらは、ハンブルク観光のハイライトも言える赤レンガ倉庫。

ズラーっと隙間なく赤茶色の建物が整列している様子は何とも渋く味がある。

それになかなか広いので、この辺を散歩してるだけで結構時間は潰せそうだ。

ハンブルク、ドイツ第二の都市なだけのことはある。

余談だが、デンマークやスウェーデンなど、北欧の人達は人当たりが良く、フレンドリーな人が多いが、ドイツは少し静かめな人達が多い印象。

とはいえ、トイレの場所がわからなかった時に助けてくれた人がいたように、人々が親切なのは変わりない。


実はハンブルク発祥のハンバーグ

ハンバーグ。こっちでは「フリッカデーラ」と呼ぶ

僕はハンブルクに来ると決めた時から、昼ごはんに何を食べるかは決めていた。それがこの、ハンバーグとソーセージだ。

というのも、ハンバーグは、その名前の通りハンブルク発祥なのだ。

Wikipediaによると、アメリカへ移住する際ハンブルク港を利用した人達が、「タルタルステーキ」が食べたいと言い出し、コックが野菜くずや乾燥肉を固めて焼いたのがきっかけだそう。

余談だが、日本では洋食のイメージが強いハンバーグだが、海外ではそこまで有名ではない。

僕もよく寮のキッチンでハンバーグを作るのだが、キッチンメイトから「何を作っているんだい?」と聞かれると結構答えに窮する。

苦し紛れに”hamburger steak”と答えてはいるが、こっちの人達に日本のハンバーグを想像してもらうのは結構難しいのだ。

肝心のお味についてだが、はっきり言って日本で食べた方が全然美味しい。

味はシンプルだが、肉がちょっとパサついていて、日本のファミレスで食べるような、肉汁溢れるジューシーなハンバーグとは程遠い。

ハンバーグ、もはや日本食ということで良いのではないだろうか?


ドイツといえばソーセージ

ど安定のドイツソーセージ

ハンバーグのことばかり書き過ぎてしまったが、ドイツの顔と言えるソーセージも同じ店で注文していた。

ハンブルクに限らず、ドイツではソーセージのサイズがめちゃくちゃ大きい。

これ一本で主食になってしまうのではないかというほどだ。

味についても、ジューシーで香ばしく、「肉」感の強いソーセージでめちゃくちゃ美味しい。

やはりドイツに来たならソーセージを食べなくては。


こんな感じでハンブルク観光は終了。

この日はこの後バスに乗ってブレーメンまで移動し、観光するのだがそれは次の記事で詳しく書くことにします。

次回、ブレーメン編、乞うご期待

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