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学びを活かすには勇気がいる

昨年卒業した公民連携プロフェッショナルスクール(PPPS)。必死に学んだけどなかなか実践に踏み切れず。講師陣の実績、実践、知見に圧倒され、同じ分野において意見を言うなんて恐れ多いと感じてしまった。巨人の肩にのり、活動を起こすには勇気がいる。それでも、足を突っ込んでしまったのでnoteを書く!

はじめての役場内研修講師

ご縁をいただいて、五城目町の脱炭素化のまちづくりの仕事に関わり、役場内で「公民連携による脱炭素化のまちづくりの模索」をテーマに講師を担当しました。行政の専門家である職員向けに公民連携の講師をするのは流石に緊張して、久しぶりにPPPSに通っていたときのメモや本を読み直して資料を作り込みました。勉強し直すきっかけになり、当時より理解が深まった気がします。


実現化へのリスクを抑えること

脱炭素化、サーキュラー、サステナビリティ、など色々な言葉が出てきて、国も役場もまちづくりの目指す目標として掲げています。国では補助金を用意し、自治体はモデル事業を申請して取り組む。でも、取り組んでみると実施事業者がいない、行政主導で手続きが進まないなど、いろんな課題がおこる。

民間主導の公民連携において、一通り分野を俯瞰したので、1つ1つのステップにどんな地雷があるのか鼻が効く。PPPSで得たものは、地域で事業が行政とともに立ち上がるとき、リスクを抑えるためにすべきことがはっきりわかること。取り組む人たちは前向きだからこそ、地域や役場と齟齬が生まれないように整理しなきゃならないことをやってます。

民主主義と場づくり

五城目小学校建て替えに向けた住民対話プロセスのファシリテーションにはじまり、役場内、役場×民間、民間、それぞれの学びの場づくりにこの5年関わってきました。こんな分野も必要だなってしみじみ思います。

PPPSの先輩からは、すぐには形にならないけど3〜5年経ってやっと仕事につながってくるよと励ましの言葉をいただきました。先輩は初期のPPPSの卒業生で、今では盛岡の新たな動きを作り出す拠点の立ち上げをリードしています。


地域内経済循環、都市経営の土台である地価の上昇に向けた取り組みの数々には、考え抜かれた意志を感じます。この土地で取り組み意義を見いだして事業や学びの場において、同じくらいの強度の意志で地域を見ていきたい。

あなたも変わりものね!サポートは町のこどもたちの探究心を育むものに使います。ありがとう!