サービス紹介vol.2
今月のサービス紹介です。
まずは結構有名なやつから。
1. Agrist
2019年設立のAgristさんです。
彼らは、ピーマンに特化した収穫ロボットを作っており、まさに課題解決ど真ん中って感じですよね。
農業の収穫の作業がやはり一番しんどいようで、そこをAIとロボットの組合せで解決するとのこと。
しかも通常のロボットと違って、吊り下げ式なのでレールなど大規模な施設投資が必要ないため、割安だそうな。
数字的な面でも、きちんと結果を見せてくれています。
設備投資は通常の1.2倍かかりますが、売上が通常の1.5倍を目指せるとのことで、(夜間ももちろん働いてくれるっぽい)事業として効率化され、サステナビリティも高いことからピーマン農家は急速に導入を進めそうですよね。
2025年までに日本最大のピーマン農家を目指すとのことで、(お前が目指すんかいって思いましたが)先が楽しみです。
デバイスだけ安く配って、ソフトウェアビジネスで稼ぐようなモデルも良いですよね。Teslaと良い今後の潮流はそっちなのか。
2. Midjourney
後、新サービスではないんですが、Midjourneyの新バージョンが出ましたね!プロンプトの最後に--niji6をつけるだけで、いい感じにしてくれます。
https://www.midjourney.com/home?callbackUrl=%2Fexplore
いや、AIすごい。たまたま昨日ですね、シンガポールで3Dモデルのゲームを作っている友達にあったんですが、そこでAIに関してのディスカッションになったんですね。
彼のようなアーティストにとってはAIの活用は歓迎できないと言っていました。AIにはストーリー性も無い!人間の方がいろんな面で優秀なのに、消費者のリテラシーの問題でAIの作品が人間よりも選ばれてしまう可能性があるのは許せん!!みたいな。
ただ、テクノロジーって誰がなんと言おうが基本的には前に進んでいくものなんですよね、なのでストーリーがない!とか人間じゃないとできない部分がある!とか言ってもそれは現時点での話なわけでして、今はブラックボックスになっている思考プロセスが可視化されるようになったら、ストーリー性が存在するようになったり、アート性の優劣の話で言えばAIが勝っちゃうケースもあるかもしれないわけです。
さらに言うと、消費者からするとどっちでもいいわけなんですよ。面白いゲームを人間が作り出そうと、AIが作り出そうと、そのアウトプットが消費者の心を震わせるのであればそれでいいわけです。
宮崎の駿先生はAIは人間を冒涜しているみたいなこと仰ってましたが、所詮はAIもツールなので、そこの手綱を人が握っている限りは「使いこなしていこうぜ!」が合言葉でいいと思ってます。
まぁ、「アートとしての表現」みたいな話になってくると思想の話になってくるのでここはわからんちんです。
SNSや音楽がクラウドに乗ることを止められなかったように、おそらくこのAIの進化の波も止まらないので、それを前提として我々も使いこなしていかなきゃですね。
3. Withings
お次は医療系デバイスです。
BeamOという家庭用の医療デバイスで、これを使って体温や心音、肺の音などのデータをとることができます。(他にも心電図とか血中酸素濃度とか)
で、これをアプリに入れ込んで体の状況を分析してくれるんですね。
もちろんデータをお医者さんに見てもらうことも可能なわけです。
ヘルステックの領域って課題ど真ん中で良いですよね。普通に真似するだけでもいいもの作れそう笑
ちなみに今年の5月にアメリカでの販売を目指していて、その後世界展開していくそうです。
4. Rayban-meta
https://www.meta.com/jp/smart-glasses/
meta社が出しているスマートグラスです。
これは個人的に買おうかなと思ってるんですが、どうやらまだ日本だと入手できないっぽい。
基本的には写真を撮ったり、動画を撮ったり、通話をしたりっていうシンプルな機能なんですが、見ているものをすぐに切り取れるという体験は想像以上にイケてるらしい。試したい・・・
あ、コマンドは
だそうです。
音声プロンプトが乱立しまくると混乱するぜぇ・・・
5. comic.xyz
https://comic.xyz/featured?fbclid=IwAR2FsC4GmSt0HgCQ1A1ZV-I5obvcceyu3GDIHESmEae9rIqnmlTeMU1AbHY
で、出ー!!これ系のやつー!!
自分のアート作品を登録してイーサリアムで売買できるやつです。
一応SNSってことで他との差別化は図っているみたいですが…
今はまだBeta版とのことなのですが、うーむ。
これ系って一時期たくさん出て、いつの間にかいなくなったと思ってたんですが、まだ出てくるのか…
そもそもウォレットを接続しないと購入できないとか、ボラティリティの高い通貨での購入って微妙だなぁと常々思うわけです。購入ということであればもうOpenSeaっていうドデカプラットフォームがあるわけですからね。
SNSに降るとしても、アーティストが投稿する場所なので、アーティスト同士での買い物ってことになっちゃうのかなと、まぁお宝探しみたいな感じで見にくる人もいるのかな…。
どうせだったら漫画に特化して、複数の出版会社がオファーを出せるような仕組み作ってみるとか、で連載の応援をする人がちょっとだけ漫画の権利をもらえるような仕組みにして、大ヒットしたら一部お金がもらえるとか、それくらいの世界観で進めたら面白いのになぁと。
いつか作りたいと思っているデジタルセカンドハンドの概念。
BCは新しい市場や概念を作っていくのに有用なはず。
こちらからは以上です。
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