こんにちは。
　一昨日は明治安田生命J1リーグ第8節ヴィッセル神戸戦が我々のホーム県立カシマサッカースタジアムにて行われました。
　
　鹿島はリーグ戦3連敗中、対する神戸はリーグの首位を走り、好調をキープしていました。
　前節鹿島は、前半の悪い流れのまま試合を進めてしまい0-1で柏レイソルに敗れました。この神戸戦は前節の悪い部分を払拭、そして、チーム全体が上昇気流に乗っかっていくためにも絶対に落としてはいけない試合でした。

☆スタメン

　　　　　　　　　　鈴木優磨
　　知念慶                荒木遼太郎　　　　松村優太
　　　　ディエゴピトゥカ　　樋口雄太
　安西幸輝　　関川郁万　　植田直通　　広瀬陸斗
　　　　　　　　　　早川友基
　
　柏戦からメンバー5人を入れ替えて挑みました。
　DFラインだけは変えないで欲しかったですが、強力な攻撃陣を擁する神戸相手にこのメンバーでどのくらいやれるのか楽しみでもありました。

☆試合全体

　いつもなら、前半後半に分けて執筆するのですが今回は全体を通して書きます。
　
　試合全体を通して鹿島は、柏戦同様ディフェンスラインと中盤、中盤と前線がずっーと間延びしており、なかなか荒木選手、鈴木選手にいい縦パスも入らず、雨でピッチが走りやすいせいだったのか、単純に技術がなかったのか、おそらく後者ですが、その縦パスを入れる前の段階でちょっとしたパスのずれや連携ミスで簡単にボールを失う展開が続きました。
　
　1失点目、それまで2度あった神戸のコーナーキックの場面で1番危険な相手フォワードの大迫勇也選手。この2回で完全にフリーにさせてしまっていた状況だったにも関わらず、3度目のコーナーキックで同様にフリーにさせてしまい案の定失点。
　そして2失点目、これも同じく中盤でボールを受けた大迫選手がゴールに背を向けてボールを受けた状況にも関わらず『イエローカード覚悟でそのプレーを止めにいかなかった事』、『前を向かせない守備』をすることができず簡単に前を任せてしまい、それが起点となり前半ロスタイムにいらない失点。

　この前半の2失点だけで、僕のDFラインを変えて欲しくなかった意味とディエゴピトゥカ選手ではなくキムミンテ選手を入れて中盤の守備の強度を保って欲しいと思った意味が如実に現れました。
　決めるのは岩政監督ですけど、それ以前に『目の前の危険な相手に絶対負けない』だとか、『自分がマークをしてる相手だけは何もさせない』という気持ちがそもそも『ない！』と。
　それが出来てれば、前半は0-0で折り返すことが確実に出来ました。

☆総評

　結果的に1-5で敗れる形となりました。サッカーはいくらいい選手が揃っていても、チームのために犠牲心を払えない選手、自分の好き勝手にプレーする選手が1人でもいると、本当に勝てない。
　
　後半始まって途中出場した昌子源選手。彼は後半、中盤でボールを受けた大迫選手にカード覚悟でプレーを止めに行きました。お陰でプレーは止まりカードは出てしまいましたが次に繋がるプレーは途切れました。そう、この試合の2失点目とほぼ同じ状況。彼が前半からいたら、、、DFラインを変えなければ、、、。『1番危険な相手には絶対やらせない』を体現してくれた場面でした。彼がいることが今の鹿島の唯一の救いかなと。
　でも、本来この位置でボールを、プレーを止めに行かないといけないのはボランチの選手です。

　僕は本当にディエゴピトゥカ選手じゃなきゃダメなのか？あえて言います。今の鹿島のバランスを崩してるのは彼だなと。
　いらないところでの感情任せのファール、中盤のバランス崩す感情的なプレッシング。これはもう一言に『鹿島の選手ではない』プレーです。
　彼が出てることで何人のいい選手が試合に出られないか。
　ボランチとして試合を託されてのであれば、前後左右のバランスだけは絶対に保たないといけない、いわば360度試合全体を見られないといけない。
　彼がボランチとして出た試合、感情任せにプレッシングに行ったせいで空いたスペースを何度使われて失点してるか、守備に関してはタイミングが悪いし強くいけない。『行くなら取り切ってよ』って僕が選手だったら何度言ってることか。挙げ句の果て、思うように行かないと不貞腐れる。

　そんな選手をボランチで、しかもスタメンで起用してる岩政監督には甚だ疑問しかないです😡しかし、彼を起用せざるを得ない状況が今の鹿島の現状なのかなと。技術は申し分ありません。その精度高い左足に何度救われてきました🥲
　だからこそ、同じポジションの出られてない選手にはもっと頑張って欲しい。頑張ってレギュラーを掴んで欲しい。彼らの頑張りがきっと未来の鹿島を良くする１つの方法でもあるかなと。

　ここまで書きましたが、ホントは昨日投稿したかったのですが、書きたい事が多すぎて、言いたいことが多すぎてまとめるのが難しくなってしまい今日に至りました。
　
　鹿島が浮上する最短のキッカケは『勝つ！』こと。
　それが何よりも特効薬となるのですが、今の鹿島はその勝つというところまでの道のりがかなり険しいなと感じます。
　
　本当に前節の柏戦が勿体なさすぎた、、、😰😰

　勝つことがどれだけ大変かを突きつけられている鹿島は、この1勝のためにどれだけチームとしてまとまることが出来るか、同じ方向を向いてチームとして一歩一歩、歩んでいけるか。
　鹿島は文字通り、チーム力が試されています。メンバーはリーグ屈指です。我々サポーターも後押ししてパワーを分ける。

　鈴木優磨選手も試合後言ってました。『巻き返せるチャンスはある』と。そう、巻き返せばいいんですよ！それが出来る選手がいるじゃないですか！チャンスなんかいくらでもあります。岩政監督も何度も逆境を跳ね返してきた。そんな人が監督にいるのがなんて心強いか。
　
　このチームなら大丈夫！絶対大丈夫！！

　たかがまだ8試合終わっただけ。選手を後押ししてみんなで最後笑えるように。

　アントラーズの『チーム力』を発揮しようではありませんか！！

　応援し続けます📣

　ここまで読んで頂きありがとうございました😊