時代は巡る マルコス大統領

年が明けて間もなく、トンガでの大噴火の衝撃的な映像が流れてきた。
灰と津波で打撃を受ける街、水も食料も足りないと訴える人々。
フィリピンのピナトゥボ火山以来の大噴火だと伝えられた報道に連想したのか、故マルコス大統領が脳裏に浮かんだ。

1986年、群衆に囲まれるマラカニアン宮殿から国外脱出のためにヘリで向かった先は、ピナトゥボ火山のお膝元クラーク米軍基地だった。イメルダ夫人の3千足の靴を始め、衣裳でヘリ一機が一杯になったことも後で伝えられた。

一連の報道を数ヶ月前に思い出していたばかりだったが。。
何とも数日前に故マルコス大統領の御子息ボンボン・マルコス氏が大統領に当確との報道があった。

1991年のピナトゥボ火山の噴火の噴火の前年にはイラクのフセイン大統領がクウェートに侵攻した。今年、トンガ噴火、間もなくロシアのプーチン大統領がウクライナに侵攻したことも巡る時代の皮肉を感じている。

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