上海麻雀のルール

上海麻雀のルール

手役 ポンポンホー(トイトイ)
   ホンイーソー (ホンイツ)
   チンイーソー (チンイツ)
   ツーイーソー (字一色)


★上海の字一色は特殊です。
あがり形の手配14枚(手配13枚とあがり牌の意味)が単純にすべて字一色になればあがれます。
例えば発ポン、東ポン、西ポンして
手配残り4枚が中2枚、南1枚、北1枚のようにバラバラの状態でもいかなる字牌が出ても、ツモッてもどちらでもあがれます。(例えば自分が鳴いている4枚目の発や東や西が出てもあがれます。)
単純に字牌だらけにすれば良いのです。
字一色は日本ルールよりはるかに簡単なので1日に何度も出現します。


手役は以上4種類のみ。

リーチが無いので手役を作らないとあがれません。

表ドラと裏ドラはありません。
フリテンがありません。

前局あがった人が親です。
日本の半荘のような仕組みはありません。一局ずつの計算です。

花牌は8枚 ツモッて来たら卓の右脇にチーやポンと同じようにさらす。
花牌自体は手役を作らないと効力がありません。
三元牌 ポンでも面前でも3枚で20点
    カンで40点
それ以外の牌 カンで20点

ホンイーソー(ホンイツ)とポンポンホー(トイトイ)は少なくても花牌1枚もしくは三元牌のいずれかを暗刻かポンしてないとあがれないルールもあります。

花牌、三元牌が無くても裸単騎に持ち込めばあがれるという免責もあります。

チンイーソーとツーイーソーは特に規制はありません。

点数は例えば、ポンポンホー20点
ホンイーソー20点 チンイーソー100点 ツーイーソー200点 のような感じです。

★親があがった場合は2倍です。
支払いは2倍払う必要はありません。


ポンポンホー20点 花牌1枚につき20点ですので 例えば4枚あれば
20点+20点×4で合計100点になります。
事前の決めにもよりますが、100点を日本のマンガンのような区切りにして、チンイーソー100点+花牌1枚でも120点とせずに100点のままにしている所もあるみたいです。

点数の支払い

ツモあがりの場合は点数は、3人からその点数を貰えますので、ロンの3倍になります。
日本のマンガンを例えると、子がマンガンツモると日本では親4000、子2000と分けて払いますが、上海では親も子も8000点払うイメージになります。ですのでツモあがりすると24000点集まります。(日本のマンガンに例えると)

★親があがった場合は2倍になります。
支払いは2倍払う必要はありません。


★★特殊な計算★★

門前あがりは2倍です。
親は2倍です。(日本は1.5倍)

門前チンイーソーは200点
門前ツーイーソは400点

★注意!!★
ポンポンホーは花牌がないと20点ですので、四暗刻をあがっても面前ポンポンホーの扱いになります。(笑)
つまりわずか40点!!笑

★上海のツーイーソー特殊ですので、↑冒頭の手役の所をご確認下さい。

ガンケ(上海語でリンシャンカイホーのこと)
リンシャンは無条件で100点になります。
ポンポンホーやホンイーソーは花牌が無いとわずか20点ですが、リンシャンであがれば100点になります。


裸単騎であがる場合

無条件で100点
冒頭で書きましたが、上海麻雀はフリテンがありません。
ポンポンホー(トイトイ)で例えば東と九萬のシャンポンて待っていて九萬が河に出た場合あがらずにポンをして裸単騎に持ち込む人も多数います。(トイトイは花牌が無いとわずか20点なので)

ツーイーソー裸単騎だけ400点の決めの場合もあります。


★セイコー
同じ人が同じ人に3回鳴かす
ポンでもチーでも同じ人から3回鳴いた場合はセイコーの関係になります。
どちらもツモあがった場合は3倍の支払いになります。
セイコー同士のフリコミでない場合やツモでない場合(他の人間がフリコミした場合は関係ありません)

例えばセイコーのあった時にチンイーソーをツモった時
関係ない2人は100点ずつ、セイコーの人だけ300点支払います。

ツーイーソー裸単騎を親がセイコーでツモった場合(笑)

★上海のツーイーソー(字一色)は冒頭に説明しましたが、日本より簡単なのでよく出現します。

ツーイーソー裸単騎400点
親だから2倍なので800点
セイコーの人だけ2400点
つまりセイコーの人から2400点と他の2人から800点ずつもらえるのにで合計4000点集まります。

ポンポンホー(トイトイ)20点との格差をご確認下さい。気を付けないといけない状況です。笑


以上になります。
引き続き宜しくお願い致します。

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