小曽根龍一

様々な角度で「人間とは何か」を突き詰めた先に、社会課題解決への道と交わる事を信じて突き…

小曽根龍一

様々な角度で「人間とは何か」を突き詰めた先に、社会課題解決への道と交わる事を信じて突き進みます!/認定理学療法士/内閣府地域コアリーダープログラムフィンランド派遣団/ボバース上級者講習会修了/KNERCアシスタント

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良いレストランとリハ職チーム

チームビルディングの知識は、リハにも応用出来る事が多くあります。 まずは直接リハ職のチームへの関連について。 良いチームを作る代表人物の一人、ダニー・マイヤーのこんな話があります。 「店を始めたばかりのころ、サービスが遅いことがよくあった。そんなときマイヤーは、お詫びの気持ちとしてワインをサービスした。そしてスタッフにも、客へのサービスを自分で決める権限を与えた。客の好みなど情報を集め、サービスに生かすようになった。すべては客に、自宅でくつろいでいるような気

    • 生命とバランス能力の共通点

      トレーニングやリハビリをする中で、「バランス」は重要です。 しかし、「バランス能力とは何か?」と聞かれた時、説明できますか? そのヒントが、「生命とは何か」という問いの答えと共通しています。 『生命は、機械の様にいくつもの部品を組み立てただけで成り立っているわけではない。』 患者さんはバランスを失った時、身体中に力を入れて剛体にし、重心を低くし、支持面を広げ、物理的な安定を求めます。 しかし、これではバランスは戻りません。 「人」は「物」ではないからです。

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