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一瞬で本読むの速くなったった。

最近は天気があまりよろしくないですね、こんな時は読書に限るでしょうに。僕も自粛に入ってから熱心に本を読んでいるのだが、気になることがあった。


僕、本読むのめちゃくちゃ遅え


彼女と一緒に読書をしていて気づいてしまった。
今までは「まあ、一般レベルのスピードっしょ」と、たかを括っていたがどうやら違う。遅え。今、サピエンス全史という「文字が多くて分厚い本」を読んでるのだけど終わりがまじで見えない。

この事を彼女に聞いてみても「私は流すように見ちゃって咀嚼してじっくり読むって苦手だから羨ましい」と言われる。意味がわからん。

そこで遂にこんな本を手に取りました。


画像1

タイトルのアプローチがなんとなく気に入ってポチった。この手の本は割と数があるのだけど、「爆速!速読術!」みたいなやつはなんか苦手で避けた。
結果的にこの本はステロイドではなく処方箋のような感じなので僕には合っていた。

僕のような「読むの遅え人」は基本的に、なんかせっかく読むんだから一言一句ちゃんと読まなきゃいけない先入観があって(たしかにー)それプラス近年、人間はスマホの登場で日々目まぐるしいほどの文章を消費していて無意識的に「いい加減に読むクセ」がついてしまい、いざ読書として文章と向き合うとギャップが生まれストレスを感じやすくなってるんじゃね?その結果集中できず遅読になってるかも。と著者は言っています。なるほどですね~

画像2

これ、関係のない有名な画像なのだけど、この著書の一部は、上の画像のようなことが読書に応用することができるよ、な話なので、ストーリーを楽しむ物でなけりゃユニットごとに最初と最後の5行読むだけでなんとなく書いてある内容が分かる、必要ないと思えば飛ばしてみりゃ良いんじゃない?どうせ全部読んでも描いてる文章の1%も覚えてないよ。なにがいいたいのかに絞ってそこだけ理解できれば問題なくね?ってことらしい。(ビジネス書や新書の類の話)

たしかに馬鹿正直に全部読んでいちいち疲れてましたわ僕。

次に、読書スピードのリズムパターンを2つ以上使いながら読み分けて、ギアチェンジを意識しながら読むと良いみたい。
関係なさそうなら流し読みモード、重要っぽいところは熟読モード、そこで

自分のリズム、ペースを自覚しながら

読めと。「この部分はこのギア!」みたいな。
多分これが結構重要で、意識的に使い分けるということは文章と向き合ってるということになるんだな。おそらく。あと読み疲れが減るんだろう。

彼女は速いギアしか持ってなかったのか、と少し納得した部分。

あとは

要約して書き出せ

との事です。これは結構耳にしますね、印をつけるとかじゃ弱いからどっかに書き出せってさ。僕はスマホのメモ開きながら読書している。
自分の言葉で要約することによって記憶に定着するらしい。

ていうことでこの著書の後半に書いてあった事を完全に僕の言葉でメモっています。あまり覚えてないけど文体はまるで違うはず。参考にしたのかもわからないレベル?まあメモそのままで載せちゃいます。


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対話や会話と違い、読書の主人公は自分だ。自分本意に読んでも誰にも迷惑がかからない。さらにそれをアウトプットする時、自分の言葉で相手に伝えれば、たとえチンプンカンプンなことを言っていたとしても評価を受けるのは自分自身なのである、逆も言える。

偉人が言ったことを自分の言葉で伝えれば、偉人的な評価が、伝えた相手から得られる…!ふっ、かかったなバカめ!となれるかもしれない。

コンテンツの発信者に中途半端に主導権を握らせるな。お前が主人公だ。
そうでない場合は狂信し、狂酔するべき。信者になるべき。そういう自分を受け入れ、好きになることが豊かさではないだろうか、知らんけど。

本を読めば知ることが出来る。
知ることができればワクワク出来る。
ワクワクできれば、ご機嫌でいられる。

僕はすべての行動を「僕がご機嫌であるため」に行うようにしている。目的がブレてはいけない。たとえば、「知ること」が目的となれば、人は自然と、他者よりも「知っている」感覚になる。自分の評価基準を、「知者であるか否か」におくことになりやすい。タチの悪いマニアの状態だ。
そこに目的を置くのは悪い事ではないが、純粋に胸を躍らせている人と、取り組んでるゲームが違うのでオナニーになりがち、オナニストと会話しても、オナニーの話でしか盛り上がれないのである。その結果話のわかるやつが全然いねえ!となりがちではないだろうか。

世の中には自分の知らないことだらけであることを知り、自分自身のちっぽけさを認め、世界の広さに胸を躍らせる気持ちを忘れないで行こう、ご機嫌でいこう。と僕は思う。

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多分、内容的には似たようなことが書いてあったと思うが、ノートに打っ込む前提なので、ほとんど僕が思ってること書いただけにも見えてきた。実際はもっと人柄の良さそうな、優しい文体です。

この本自体を実績しながら読んで、1時間ちょっとで読んでしまった。その割に内容も普通に入ってきている感覚がある。すげー

どうやら文章を考えるのも壊滅的に遅いようなので、その手の本を探してみようかなんて思ったりもしている。


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