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シアトルのピッチイベントに参加して感じたこと

シアトルで社会人留学中のRyukiです。アメリカ、特にシアトルでの学びや体験、そして、スタートアップやテック業界の最新情報を共有しています。


初めてピッチイベントに参加

先日、シアトルで開催されたスタートアップのピッチ&ネットワーキングイベントに参加してきました。日本のピッチイベントには何度か参加したことはありますが、アメリカで体験するのはこれが初めて。

会場には30〜40人の参加者がおり、20代から60代までと幅広い年齢層が集まっていました。男女比率は男性:女性=6:4くらいの割合だったと思います。

本日のアジェンダは、3社によるピッチとQ&A(30分)、その後のネットワーキング(90分)、合計120分の構成で、各社には3分間のプレゼンテーションと5分間のQ&Aの時間が割り当てられていました。

予想外の展開: 即興ピッチ大会へ


しかし、席に着いた後すぐに、司会者から「ピッチを予定した企業が1社も来ていない」と発表されました。驚きの展開の中、司会者は即興でピッチ大会を開催することを提案し、「ピッチしたい人は?」と参加者に呼びかけました。意外にも、多くの人が次々に手を挙げ発表を申し出ました。中には本当にピッチが初めてで、パワポなどの発表資料もなしに即興でピッチを始める人もいました。

アメリカ西海岸の挑戦的マインドに触れる


この光景は、日本で育った私にとって衝撃的でした。予定されていた企業の不参加もそうですが、準備無しでピッチに挑戦する姿勢と、それを皆で応援する環境に、アメリカ西海岸特有の挑戦的なマインドを感じ取ることができました。ピッチを行った方々は様々なバッググランドを持った方々で、具体的な内容を一部お伝えすると、

  • 30代半ばで既に3社を創業・売却し、現在4社目を経営している人

  • Boeing,Airbusに変わる次世代の航空機を開発している人

  • 自身の実体験をもとに子育て世代の親御さん向けのSNSを開発している人

  • 自身の目標をAIによって分析、管理、ビジュアル化できるクラウド型のアプリを開発している人

  • バリスタの教育を均一化するための教材を開発している人

などなど。全員に共通していたことは「年齢関係なく本当に生き生きと自分の夢を語っていた」ことです。

ピッチの様子

次々と自らのアイデアを発表する人たちを見ているうちに、予定の30分はあっという間に過ぎ去り、気づけば90分が経過していました。これでも時間が足りず司会者が途中でストップをかけたほどです。

あまりにも周りの皆がピッチをするので、起業していない自分、そしてピッチをしていない自分が、少し恥ずかしく感じるほどでした。

私の好きな言葉にリクルートを創業した江副浩正氏の言葉があります。

「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」

リクルート創業者/江副浩正氏

起業や何か新しい挑戦をしたいと考えている方がいれば、今すぐにアメリカ西海岸に来ることをお勧めします。私もいずれシリコンバレーのピッチイベントに参加したいと思います。

渡米して1ヶ月が経って

アメリカに来て1ヶ月が経ちました。シアトルでの生活は、雨が多いものの、自然に恵まれた素晴らしい環境です。カフェが豊富なことも、この地の魅力の一つ。

私の目標の進捗についてお伝えすると、渡米して1ヶ月で既に5人の起業家との出会いがありました。これからも多くのイベントに参加し、シアトルから最新情報をお伝えできればと思います。


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