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深夜、ただならぬ雰囲気で帰ってきた兄が告げた残酷な現実

ことあるごとに家族に不幸事が降り注いでいるたつやです。

今回は、15年くらい前に兄が深夜に持ち込んだ不幸事の話をしようと思います。

あれは、とある寒い日の深夜でした。
僕も母もぐっすり眠っていた中、兄がすごい勢いで帰ってきたんです。

そして、帰ってくるなり母親に「やってもた、やってもた・・・」ってうわ言のように繰り返し言っていたんですよね。

何事?と思いながらも、ただならぬ雰囲気は伝わってきました。

そこから、
「事故してもた。やってもた・・・」

こ、これは。
もしや人を撥ねてしまったのではないかと、内心、終わったと思いました。

ただでさえ生きることにいっぱいいっぱいな我が家。
もし人身事故なんてしてしまったら、もう我が家は終わりです。

母が兄と一緒に事故現場に向かいました。
この時僕は布団にくるまって震えているだけでした。。。

当時はまだ僕も十代で、現実を受け入れられない気持ちに支配されてしまっていたわけです。

母がいったん帰ってきて、またすぐに出ようとしたときには僕も合流して、事故現場に向かいました。

現場には、見るも無残な兄の車が残されるのみでした。

・・・救急車が来たわけじゃないし、警察もまだ来ていない。
もしや、人身事故ではない?

車は無残な状態。
お相手は電信柱。

車のボンネットは見事にえぐれており、なかなかの勢いで電信柱に衝突したことが一目で分かる状態でした。

とりあえず、人身事故じゃなくて本当によかったです。
ただ車が大破しただけで済みました(それも大痛手ですが)

警察が来て、色々と状況が分かってきました。

居眠り運転。シートベルト未着用。

警察の人から「あの破損具合から考えて、シートベルトしていたら圧死していたよ」と言われたんです。

まさか、シートベルトしていたら死んでいたなんて、ビックリ過ぎますよね。

急死に一生を得ていたわけです。
兄の不真面目さがここでは幸いしました(笑)

我が家の災難は、最悪ではなかったわけです。

居眠り運転だったけど運よく誰も巻き込まなかったし、シートベルトをしていなかったおかげで兄も無事でした。

人を巻き込んでいたケースも全然あり得たし、兄が死んでいたケースもあったわけですからね。

意外と運が良い我が家なのかもしれません。
(運が良ければそもそも事故していないかもしれませんが、笑)

車のローンが残っていたのに新しい車を買わないといけなくなったり、色々辛い状況にはなりましたが、まぁリカバリー可能な範囲でよかったです。

世の中何が起こるか分かりませんが、起こった出来ごとの中でも良かった面に目を向けられると、少しだけ気持ちがマシになりますね。

ということで、本日のまとめです。

事故は、いつどこで起こるか分かりません。
明日は我が身。気を付けていても起こしてしまうかもしれませんし、巻き込まれることだってあります。

身近なところで起こった事故や、ニュースで取り上げられる事故を見て「自分には関係ない」と思うのではなく、より一層注意しようと気を引き締め直すくらいが良いのかもしれませんね。

起こってからではどうすることも出来ません。。。

起こらないように、しっかり自分の身は自分で守っていきましょう!

ただ、起こってしまっても諦めず、その時々で出来ることを考えていけばいいんだとも思ってます。

やれることをやれる範囲で。人生ってそんなものですからね。

今回は、兄が居眠りで単身事故した話から、悪い事象だけに囚われず、出来ることをやりましょうという話をさせていただきました。

ご拝読いただき、ありがとうございました。

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