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真夜中に響く電話の音

今回は、また父親の話です。話題に事欠かない男でした(笑)

僕が小学校を卒業するくらいまで、実は父親から月に1回くらい、真夜中に電話がかかってきていたみたいなんです。

内容は、「息子に合わせろ」的なやつです。
当然母親は拒否しますよね。

だって、2歳の子供に暴力をふるったり、刃物を投げつけてくるような父親だったんです。

今更話すことなんて何もないです。
借金を押し付けて、養育費も払わない。そんな父親に子供を合わせるわけがないですよ。

父親側の事情は、正直知りません。
なにか意図があったのかもしれないし、本当最低最悪な父親だっただけかもしれません。

でも、僕たち家族からすれば、ただの最低最悪な父親だったという事実は、もはや変えられないんですよ。

それで、その父親ですが、いつも酔っぱらった状態で電話をかけてきていました。

酔った勢いで子供に会いたくなるのか、それとも別の理由があるのか。

あとは、本人じゃなくて、その時々の彼女やら愛人やらが電話してくることも多かったですね。

本当に、女癖が悪い男で、この電話をかけてくる女性も毎回変わっていたようでした。

こんな父親からの電話ですが、僕たち子供サイドの見解は、「怖いから電話に出たくない」でした。
当然ですよね。それだけのことをしてきて、誠意も見えないですし。

今の僕が、こうして思い返してみるといろいろ考えることはあります。
父親はどんな心境で、どれくらい僕たちの声を聞きたかったのかな、とか。

もちろん、父親を許すことはないです。

でも、もし、もし万が一そうせざるを得ない理由があったんだとしたら、、、いや、さすがにないですね(笑)

衝動的に暴力をふるう人、お酒が入ると人格が変わる人、いろいろあります。
全員が全員根っこから悪い人だとは僕も思っていません

ただ、それらの積み重ねを許してくれる人としか、一緒にいれないと思うんです。
父親は、僕たち家族の許容度を大きく逸脱していたから、今もこうして許されていないんです。

うーん、本当は、許していないって程の気持ちは、もうないです。

なんとも思っていないって感じが正しそうですね。
無関心が一番ひどい気もしますが、、、

どこかで会ったら、真意を聞こうと思います!
・・・顔も覚えていないんですけどね(笑)

ということで、今日のまとめです。

電話ひとつとっても、相手に与える心理的負荷があります。

自分の気持ちももちろん大切ですけど、衝動だけで行動するのはたいてい良い結果にはつながらないです。

父親の行動がいい例です。
なので、自分が本当はどうしたいのか、冷静に考えることが大切なんです。

いろんなことを反面教師にして、これからも生きていきたいですね。

ご拝読いただき、ありがとうございました!


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