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日記に関するWebサービスをつくってみたくなって、まずは自分が日記を書き続けてみる実験

最近「日記を読むこと」と「日記を書くこと」について考え続けている。

ここ2ヶ月くらい、人の日記を読み続けている。読書の日記というもの。fuzkueという、本の読めるお店を営む店主の阿久津さんが毎日記録している日記。月額880円で毎週土曜日に1週間分の日記がメルマガ形式で届く。一日約3,000字くらいありそうと思っていて、今文字数チェッカーで文字数をチェックしてみると本当に約3,000字あった。それを毎日書いている。すごい。

お金を払ってまで人の日記を読んで、何がおもしろいのかと思われるかもしれないのだけど、これがすごくおもしろい。今までにない感覚。その日どこにいて、何をして、何を考えた、何を食べた、どんな本を読んだ、誰とどんな話をした。

それを読み、自分以外の人の日常を感じる。日記には、本やエッセイやブログ等では削ぎ落とされてしまうような些細な記録も刻まれる。

日記には自分とは違うライフスタイルが綴られる。その中に共通の天気・気候や事件も出てきたりする。自分はあの日こんなことをしていたが、この人はあの日こんなことをしていたのか。あの暑い日、この人やこの人のお店はこういう様子だったのか。あの事件があった日、この人はこういうことを考えていたのか。自分の日々と、自分ではない人の日々の共通点を見つけたり、違いを感じたりして楽しい。

自分の人生の他にもう一つの違う人生も並行して同時に生きているような、そんな感覚。人の日記ってこんなにおもしろいのか!と日々感動している。

おもしろい小説に出会ったとき、読み終わりたくないと思う。もっとこの物語の世界にいたいと思う。読み終わったら現実の世界に戻るしかない。また別の読み終わりたくない小説を探すことになる(そしてこれを見つけるのはとても難しい)。

日記には終わりがない。その人が生きて、日記を描き続けていてくれる限りずっと読める。ずっとその人の物語の世界にいられる。これはすごいことなのではと思う。

この「人の日記を読むのおもしろ」っていう体験をいろんな人にも知ってほしい!と思った。

自分にとって「この人の日常知りたいな」「もし他の人の人生を歩むなら、この人がいいな」というのが、fuzkueの阿久津さんだったから運がよかった。そんな人が毎日の記録を3,000字も書いて公開してくれている。すごい。ありがたい。

人によって「あの人の日常を知りたい」「あの人の人生を生きてみたい」という対象になる人は変わると思う。それは偉大な経営者かもしれないし、推しのアイドルかもしれないし、大好きな恋人や仲良しの友人かもしれない。でも、必ず毎日の記録を書いて公開してくれている人なんてほとんど誰もいない。

世の中の人全員が日々の記録を書いてくれればいいのに!と思う。あの人の日常知りたいよ!あの人が毎日何を考えているのか知りたいよ!と思う。

そんなわけで、この世界のだれしもが日記を書いて、その日記を読める世界にならないものかなと思い、そんなコンセプトのWebサービスを作れないものかなと最近思っている。

でも、みんなが毎日ある程度の分量の日記を書いて公開するってきっと大変なことだろうし、そんなことできるのだろうかと思う。なので、とりあえず、まずは自分にはできるだろうかと思い、日記を書く実験をはじめてみる。

スキとかフォローとかしてもらえたら僕は幸せです。