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【エッセイ】近所の柿の木・家附近有棵柿子树

近所の一戸建てにおじいさんが住んでいて、庭には立派な柿の木があった。

毎年秋になると、大きな柿が実って、こんなの落ちたらもったいないなと思っていたけど、その前に鳥さんのバイキング会場となっていた。


赤い果実が大地に帰る前に、一度空へひとっ飛びして、また小さなたびをした後、種となってほかの地へ根付く。

先週仕事のために久しぶりに外出して、いつも通る道に鳥の鳴き声がないなと思ってたら、あのお家も、庭も、あの私も鳥たちも大好きなバイキング会場の柿の木もなくなっていた。

工事現場になっていた。
きっとそのうち工事現場も無くなって、別の風景になっていくのだろう。

その後この近辺に引っ越してくる人は、あそこにおじいさんが住んでいたことも、柿の木があったことも知るすべがない。

ほかの地へ飛び立った種たちは、また立派な木になったらいいな。


我家附近有一家独门独户的小楼,里面住着一位老爷爷。他家的院子很大,院子里有一棵照顾得很好的柿子树。

每到秋天,红红的柿子结满枝头,这么大的柿子要是掉到地上就那么摔坏了也太浪费了,每年虽然我都有这样的担心,但是在我担心的事情发生之前,就会有大量的鸟儿聚集在此,叽叽喳喳地开大型自助餐。

那些红色的果实也在回归大地之前,先飞上天空,进行短短的,最后一段旅行,然后再在新的土地上扎根。

上周因为工作原因我时隔许久出了个门,经常路过的那条小路上没有了鸟叫,仔细一看那座屋子,那个庭院,那棵柿子树都没有了。

原本的那块地方变成了施工现场。

想必过一段时间施工现场也会消失,那里会变成完全不一样的风景吧。

在那之后搬家到这附近的人们,一定无从知晓,这里曾经住着一位老爷爷,有一棵我和小鸟们都特别喜欢的柿子树。

那些去到了其它地方的种子们,要是也能长成那样繁茂的大树,就再好不过了。


過去のイラストですが、無くなった横浜VRシアターと、そこのバーチャル空間で一度だけお会いした(今は引退された)黄色が担当色のらっこちゃんにささげます。

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新たな旅をはじまるすべての人に幸あれ。

我也要开始我自己的新的旅程。


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