2018年度が始まりましたね！ 4月は多くの人が新たなスタートを迎える、始まりの月。 今年も弊社にたくさんの新入社員が入社してくれました！ ありがたや。

彼らを見ていると思うのです。
な、なんて清々しい表情をしているんだ、
眩しい、眩しすぎるよ！ 
どんだけキラキラした目してんだ、と笑

「いや、自分も負けてられん！」なんて思いつつ……
ふと、社会人の友人に聞いてみたい素朴な疑問が思い浮かびました。

「最近心の底から何かに対してアツい気持ちになったり、高揚感を感じたりしたのはいつですか？」

いかがでしょう。

もしかすると、社会人になってから一回もない、なんて方もいるでしょうか？

(そういや自分が昔OB訪問した時、「社会人なんてつまんないぞ！ 大学時代が一番楽しいからしっかり遊んどけよ！」って社会人の人に言われたこともあったな笑) 

それ以外にも、
「自分はこんなことを実現するんだ！」と言い続け、早○年経過、という人もいるでしょうか。

「いつの間にか『してやるんだ！』『〜を実現するんだ！』なんてアツいことを言っていた自分がどこかへ行ってしまった。ん、待てよ。でも、あいつは輝いてるな・・・。俺とあいつ、何が違うんだろう。あいつの熱量はどこから湧いてくるんだろう・・・。モヤモヤ……」

こんなことを思ったことある人はいますか？

今回は「熱量」がテーマです。

素晴らしい熱量を持った人たち

「熱量」に関して、実は今週、素晴らしい出会いがありました。

①大学野球部OB

40〜50歳代の大先輩。名だたる企業で管理職として活躍されている方、スポーツ心理学の第一人者として世界中で活躍している方、学校法人で教育に携わっている方、そんな3名との会でした。目指すゴールは「東京六大学野球の復興！」

・出身母体である東京六大学野球の歴史と文化を変え、球場を常に満員にしたい！
・何とかして現役の大学野球部員全員が所属大学で野球ができていることに誇りを感じられるようにしたい！ 

そう強く願い、現役部員と一緒になって行動を起こし続けています。常に常識を疑い、新しいことにチャレンジする姿勢は本当に素敵でした。

②日本の大企業の常識を変える。働き方改革の立役者

彼は同業他社の労働組合に所属し、同期(5年目)ながら、150年を超える歴史を持つ会社の文化、固定観念を変えようとしています。最近ニュースにも取り上げられていました。真っ直ぐな目とぶれない信念、「かっこいい」ってこういうことを言うんだな、と再認識させられました。現状に危機感を持ち、会社で起こっているあらゆる問題に当事者意識を持っている。「『しょうがない』なんて言い訳が出来なくなる世の中を作りたい。」
う〜ん、思わず唸ってしまいました。

彼らはなぜそんな想いに至ったのか。
なぜそんなに頑張り続けられるのか。

面白いことに、話を聞いた全員に共通していたことがありました。それは、自分のことだけでなく、どうすれば周りがもっと幸せになれるかをとことん追求している、という点でした。

でもちょっと待ってください。

彼らは自分だけが幸せになる選択肢もあったはずですよね？ なぜわざわざ周囲の幸せを願い、行動しているのでしょうか。 

それは彼らが「痛み」を知っていたから、だと僕は思いました。

「痛み」が彼らの圧倒的「熱量」を生み出したのかもしれない

・実は昔うまくいかなくて周囲から期待されていなかった。孤独に感じた。誰も目に留めてくれなかった。 

・自分は正しいと思って提案した。でも周囲からは「そんなもん、絶対意味ない。時間の無駄」と切り捨てられた。

 つまり、
「透明人間」のように扱われ孤独感を感じたり…
周囲から承認されず自己肯定感が下がる一方だったり……

 そんな時に彼らの心の支えになったものは何か。

それは、近くにいた人の 「いいね！ 面白そうじゃん。一緒にやってみようよ！」という一言だったように感じました。

その一言は、自分の居場所が見つかった！　自分の存在が認められた！ そんな感情を呼び起こす、力強いものでした。

痛みを知り、それを乗り越えた経験があるからこそ、他人の痛みにも寄り添いつつ、明日に向けた明るい未来を見せることができる。

そして、未来を見せるだけではなく、「あなたが必要なんです！」という強いメッセージを相手に伝え続けることができる。

なぜか。

それは彼らが、人は必要とされていると感じることが一番エネルギーになると知っているからではないでしょうか。

そんな彼ら、彼女らが放つ本気の「熱量」は一度は冷めてしまった人の心にさえも小さな火を灯し、既に火がついていた人に対してはより大きな炎にするような、強烈な巻き込み力があります。

その熱量は多くの人に燃え移り、自然と周囲の人を巻き込みながら立派なコミュニティを作り上げる。そして、気づいたら世の中にインパクトを与えるような大きな影響を残している。

 まさに、「伝播する熱量」 

小手先のロジックや綺麗事ではなく、もっと人間らしい、根っこの部分から周囲を巻き込むの熱量に僕は心を打たれました。

誰しも内心、1つは成し遂げてみたい！と思っていることがあるはずです。

それでも尚、
あなたがもし行動に移せていないとすれば、
何が行動を移す邪魔をしているのでしょうか。

そして、「実現したいこと」を成し遂げるために今日からできることは何でしょうか。

あなたの熱量が周囲を動かす、そんな日も近いかもしれないですね！